20Jan
モンテッソーリ教育では幼児期に手を使った感覚教育がたくさんありますが、我が家の場合、子供たちが幼稚園が終わっても、公園で遊んだり、お稽古事があったりして、改まって教具を使って何かをする、、、という時間はそれほどたくさん取れません。
正直、モンテッソーリ教育の教具すべてを使って教えることは不可能ですが、日々の生活の中で、母親としてどうしても外せない料理の時間を、子供たちと一緒に使って応用出来ることはたくさんあります。
今回は我が家で実践していることをいくつか紹介したいと思います。
- 「剥く」という作業
- 粘土より楽しい生地づくり!
- レベルちょい高めのものは好奇心を刺激する
「剥く」という作業
料理は子供たちにとって、非常にワクワクする作業ですよね!テレビやおもちゃより大きな魅力があるようです。
モンテッソーリ教育でも「豆のあけ渡し」などのお仕事があり、子供たちも2歳後半くらいから喜んで取り組みました。
同じころ、実際の料理への初参加としてゆで卵の殻をむく作業を始めました。
ものすごい集中力で、黙々と剥いてくれます。
二人とも初めて挑戦して、一つ目を剥き終わった時には、「ママ、できた~っ!」と、満面の笑みを浮かべてくれました。
いまでは朝飯前の作業になってしまいましたけどね。
今の娘の仕事は玉ねぎの皮むきです。
3,4個皮を剥いてもらった玉ねぎをジップロックに入れて冷蔵庫に常備しておくと、非常に便利ですよ。
娘のお友達を預かった時にも、この皮むきをやりました。お友達のほうは最初興味がなかったのですが、娘が熱心やっているのをみて、やりたいと言い出し、最後には娘よりも熱心に剥いて、もっと剥きたいと言っていました(笑)
ゆでたジャガイモの皮を剥くのも上手になりました。うす~い皮なので作業は楽だけど、案外時間は一番かかるかも。
茹でたジャガイモは半分はそのまま皮を剥かずにジップロックで冷蔵庫へ、半分は皮を剥いてマッシュして冷凍しています。
「剥く」という作業は、料理の中で一番危険度が低く、達成感も高いので、幼児に最適なお仕事だと思います。
粘土より楽しい生地づくり!
うどんや餃子も自分たちで練って生地を作ります。
仕上げのうどんを切る作業は私がやっていますが、今年は息子に挑戦させようと思っています。
乾麺よりゆで時間が短いので、あっという間に出来ますよ!手打ちうどんってホント美味しいです!
夏はざるうどん、冬はかけうどんで。
餃子の皮作りは、息子のほうが上手に出来ますが、娘もだいぶ出来るようになってきました。自分の好きなサイズで作れるのが手作りの良いところ♪
娘は自分の口のサイズにあう、一口餃子とか作ってます。
お粘土お姉さん?ってくらい粘土遊びが好きですが、これは後で食べられるから粘土よりも楽しいようです(笑)
息子は私よりも上手・・・。市販の皮のように美しい形と均等な薄さです。
モッチリとした触感の餃子の皮は最高に美味しいです!でも丸い皮を作る暇がない時は、棒餃子にすることもあります~。
生地はウー・ウェンさんの配合が今のところ、一番おいしくできるな~というのが私の感想。
これは私の愛用書「ウー・ウェンの北京小麦粉料理」。いつもお世話になっています。
去年最大のイベントは「たこ焼き」!
これは生地作りから息子が自分でやりたいと言い出し、妹と二人で熱心に作ってくれました。
しかし私が目を離した隙に、娘が生地を入れた容器を誤ってひっくり返してしまい、半分近く床にぶちまけて、大泣きするという悲しい事件も発生してしまいました・・・。
拭き作業が非常に大変でしたよ、これはw
それも今では懐かしい思い出です。娘が大人になるまでずっと語り草になるかも(笑)
子供にこの作業はまだ無理じゃないのかな、と思っていましたが、私が作っているのをじっと観察して、自分も絶対やりたいと言い出した息子。
具の入れ方はグチャグチャですが、それなりに仕上がっています。
自分で全部作った達成感でかなりご満悦なご様子(笑)
さて、今年はついに娘も「のり巻き」デビュー!
通常のサイズでは難しくても、小さい巻き簾を使えば3歳児でも上手に巻けますよ!
私より義母のほうが巻き方が上手なのでレクチャーしていただきながら・・・。
「ここで一回止めて、具をくるむようにぎゅっと握るのよ~」と教えてもらっているところ。
その後は、そのまま滑らせるように転がして、はい、出来上がり!じゃーん。「わ~♡」と娘の顔がほころびました。
息子は普通の巻き簾を使って挑戦。ご飯を均等に載せるのがなかなか難しくて苦戦中。
出来上がりの息子の盛り付け・・・。飛行機だそうで(笑)
一番嬉しかったのは、子供たちが作り終わって、食べながら二人とも口を揃えて
「自分で作ったご飯って、やっぱり一番、美味しいね~~~~!!!」
って言ってくれたこと。
今年は恵方巻にも挑戦できるかしら?
モンテッソーリは人間を人間たらしめる「知性」に加え、「手の作業」の重要性を指摘し、次のように述べている。
「人間の英知がただ言葉だけで表現されていたとすれば、私たち以前の人間の先祖については何の痕跡も残されていないだろう。知性に伴ってきた手のおかげで文明が作られた。手は人間に与えられた莫大な宝だともいうべき器官なのである。
・・・モンテッソーリによれば、人間の歴史は手に刻まれており、「手は精神生活と結びついている」。
そのため子どもの精神発達の研究は手の運動の研究と密接な関係があるとされる。
モンテッソーリ教育におけるその具体的実現が「手」を用いた作業なのである。
環境によって「正常化」した子供が、それ以後の発達において、素晴らしい力を発揮する。自発的規律、永続する楽しい作業、他人を助け、他人に同情するという社会感などである。
出典:http://repository.dl.itc.u-tokyo.ac.jp/dspace/bitstream/2261/55266/1/edu_52_02.pdf
料理は子供たちにとって永続する楽しい作業の一つです。主体性をもって行うときに、自発的規律も出てきます。
子供たちに主導権をもたせて料理をさせると、なぜか後片付けまで熱心にしてくれるのも、自発的規律の芽生えなのかもしれません。(子供サイズの掃除道具じゃないところは、ちょっと目をつぶってください・・・。)
私が主導権を握って料理させると、ここまではやらないんですよね~(苦笑)
やはり主体性を持って行動させる、ということが鍵なのですね。
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