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モンテッソーリ教育:幾何たんすの導入【おうちモンテ】

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始業式の日、息子が1年生の算数の教科書の下巻を持って帰ってきたので、パラパラめくっていると図形が出てきました。

現在はまだ使用していませんが、いずれ図形を勉強することになります。図形を教えるときに、学校では具体物を使って指導していくのかどうかわかりませんし、少なくとも私が子供の時には、黒板上で先生が書く二次元の世界のものしか与えられませんでした。

12枚の青い三角形の記事でも紹介しましたが(モンテッソーリ感覚教具:12枚の青い三角形からの学び:参照)、幾何たんすの大切さをちょうど実感していたし、そもそも娘はこの教具を使う年齢でもあるので、二人のために絶対に必要だ、と思い切って教具を購入しました。

今回はそんな「幾何たんす」について紹介したいと思います。

  1. 感覚教具の重要性とは?
  2. 幾何たんすの内容は?
  3. 提示と実践
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感覚教具の重要性とは?

娘が私の自作の青い三角形の辺を自然になぞって、感覚で長さを測ろうとしている姿は私にとって衝撃でした。

この時に、幾何たんすの教具は、絶対に手作り出来ない、と思いました。(それだけの工具と技術をお持ちの方は別ですが。)

2年前に幾何タンスを作りかけたものの、断面の凹凸をカバーすることが出来ず、精度の低さから断念したまま放置してしたのが現状です。

カットしたものの、作製続行できなかった図形たち・・・。何回トライしてもこのクオリティだったので、お手上げでした。

図形を印刷してラミネートする、、、という方法も考えましたが、なんかピンとこなくて作りませんでした。(子供が辺をなぞることを考えたら、その薄さではもはや感覚教具とは言い難い・・・。)

以前、「モンテッソーリ教具を手作りで!100均で揃える方法!」という記事の中で書いた言葉が頭をよぎりました。

モンテッソーリ協会では、感覚教具を手作りしないよう忠告しています。なぜなら子供の視覚と感覚に訴えるものは、統一性・均等性・精度・外観の美しさが最も重要だから、という理由からです。

この言葉の意味を、娘が自発的に教具を指でなぞるのを見るまで、私こそが理解していなかったのだと実感しました。

そこでまったくの予定外&経済的にも負担がかかるものの、子供たちにとって大変重要な教具だ!と思ったので速攻注文かけることにしました。

すでに娘は適齢期ギリギリというか真っ只中なので(3歳~4歳半と書いているものもあれば、3~6歳と書いているところもあります。)、急いで教具を入手する必要がありました。しかし、どこもほとんど在庫切れか、とんでもないお値段になっています。

入荷が難しいのか、人気がある教具なのかわかりませんが、とにかくあまり在庫を見かけません。

アメリカのAmazon.comで購入すると、本体は安いのですが送料がかかるので、結果、日本の業者さんが販売しているのと、ほとんどお値段変わりません。

幾何たんすは6つの引き出しと一番上にプレゼンテーション用のトレー(提示盆)があります。

子供がすぐに引き出せるよう、英語の資料を訳して、各引き出しに名称をつけました。

1段目/ 円形トレー
2段目/ 長方形トレー(正方形含む)
3段目/ 多角形トレー
4段目/ 三角形トレー
5段目/ 四辺形トレー
6段目/ 曲線形トレー

しかし謎なのは、ものによって、35枚セットのものもあれば、36枚セットのものもあり、どうして違うのかがいまいちよくわかりません。

三角形のトレーと曲線形トレーの内容が微妙に違うのです。どうして違うのかはわかりませんが、曲線の形状のものは多々あるので、自由度が大きいのでしょうかね?中国語のサイトでは、月型もありましたし。

この辺の違いはよくわかりませんが、我が家のは36枚セットでした。

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提示と実践・初日

さて、娘のほうは、さっそく提示盆に「まる・さんかく・しかく」を乗せて、名称を言ってもらいました。もちろん簡単に言えますね。

実は別のお名前があるんだよ~と興味を引いておいてから、「円・正三角形・正方形」という名称も紹介しました。

いっぺんに名称は浸透しませんし、今までの呼び方と違うわけですから、すぐに言えるようになることは求めていません。

ただ、提示の時や実際にお仕事しているときの声かけでは、「じゃあ、正三角形の辺をなぞってみよう」とか「正方形を取って」など繰り返し名称を使うように意識しています。

まずは図形を取り外し、枠を二本の指でゆっくりなぞります。

それから手にもっている図形の辺をなぞっていきます。


それから枠の横に置いて、次の図形を取る・・・という感じで繰り返しました。

そして、図形のカードを使って、同じ図形を乗せていく、というお仕事もしました。

幾何たんすには、3種類のカードがありますが、ご覧の通り、線の面積がだんだん減っていくことによって、抽象度があがっていくように出来ています。

娘も3種類のカードを使って、お仕事をしました。

 

全部の図形が特徴的なので、特に間違えるようなことはありませんでした。

一方、息子さん。娘と同じでは簡単すぎるので、円のグループの引き出しを使ってお仕事してみることにしました。

すでに感覚の敏感期からは卒業している年齢のせいなのか、性格によるものなのかは定かでないのですが、枠や辺をなぞるお仕事はハイスピードで行ない、ゆっくり丁寧に感覚を味わおうとする娘とは真逆の反応でした・・・。

面白いと思ったのが、3種類のカードの活動の時のこと。
べた塗りのカードは、こんなの簡単~~といいながら、正確に置いていきました。
 

ところが太線のカードになると、一瞬迷ったり、置き間違えたり、ということが出てきました。

最後に細いラインのカードを使うと、その迷いや置き間違いがさらに増えました。これは置いてみようとして、「あ、違う」と気づいたところ。

購入前からこのカードのことは知っていましたが、大人にすれば、どれも識別できるものばかり。

実物をみても、なぜこの3種類でわざわざやるのかな?と思っていましたが、ラインが細くなっていくと子供にとっては、すごく抽象度があがるんだということを息子の様子を見て、初めて納得できました。

幼少期の子供たちがこの微妙な差を瞬間的に判断できるようになるには、繰り返しやって感覚的に身につけるしかないんですね。

一般的にも抽象的な事物を飛躍的に理解できるようになるのは、9歳あたりからと言いますね。

いわゆる「9歳の壁」というやつでしょうか?

まさしくそれを裏付けるような息子の反応でした。

まとめ

いろんな図形がありますが、今はひたすら、円と三角形、四角形のグループをやっていきながら、少しずつ名称も覚えて言っているところです。

こうやって娘と一緒に学んでいると、毎回同じことを感じてしまうんですが、息子が適齢期だった時には、娘を出産したばかりで学ぶ時間も十分に取れず、理解力も弱かったので、大切な敏感期にあったお仕事をたくさんしてあげられなかったことを残念におもいます。

それでも二人ともモンテッソーリ教具が好きなので、楽しくお仕事してくれるのが救いです。

なかでも幾何たんすは二人ともすごく好きなので、これからもまた少しずつUPしていきたいと思います!

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