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モンテッソーリ:日常生活の練習(あけ移し・2~3歳)

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モンテッソーリの感覚教育で最も重要視するのが、三指(親指・人差し指・中指)です。モンテッソーリ女史はこの三指のことを、「突出した第二の脳である」という言葉で表現しました。

多くの感覚教具はこの三指を使うことになりますが、この感覚教育に入る前の「日常生活の練習」の中でも、三指を使ったさまざまなおしごとを、2~3歳の幼児たちは繰り返し実践していきます。

この時期、我が家ではどういう風に取り組んできたのか、今回は特に2歳のころにやってきたことを振り返りながら、「あけ移し」のおしごとを中心に紹介したいと思います。

このあけ移しのおしごとは、将来「ハサミ・お箸・鉛筆」を使う動作へとつながっていきます。

※うちは正統なスタイルではなく、あくまでもモンテッソーリ的教育。
おうちモンテでもキチンと準備される方はいらっしゃいますが、うちは若干ゆるめです(笑)
そのあたりはご了承ください。

  1. 日常生活の練習から自立心を育む
  2. 様々なあけ移しの取り組み
  3. 取り組みの差はどこにでるか?
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日常生活の練習から自立心を育む

あけ移しのおしごとは、バリエーションが多いので全部書ききれませんが、その中のいくつかをシェアしていきますね。

豆のあけ移しは5パターンほどあります。(細かく分類すればもう少しあるかもれしませんが。)
・ピッチャー
・レードル
・スプーン
・トング
・ピンセット

流れとしては、ピッチャーのように大きく掴むもので随意筋を鍛え、だんだん指先で掴む道具へと変化していき、最終的にハサミや鉛筆を持つ方向に進んでいく、という感じだと思います。

おそらくほとんどの子供たちが本能的に一番最初に興味を示すが、ピッチャーでの水、もしくは豆のあけ移し。

特に「水」って子供にとって、ものすごい魅力があるんですよね。

二人ともテーブル上だけでなく、お風呂でも飽きれるくらいにしつこく繰り返しやったほど。お風呂に積み重ねのカップのおもちゃがあったので、1歳くらいから、風呂に入ると必ず水のあけ移しをやって水の動きを観察していました。

おかげで日々、手首の動きがどんどん変わっていく様を、私も観察することができました(笑)

このおしごとが上手に出来るようになると、自分の飲み物は自分で注ぎたい!という感情がムクムクと沸き出てくるようです。

おそらくこの時点で自分で注いで飲んでいる姿が、しっかりイメージング出来ているんだと思います。(こういうところがモンテッソーリ教育の好きなところです。

おやつでもご飯でも、飲み物は自分で注ぐようになりました。いつも使っているマイピッチャーで実践。
※これはおしごとじゃないので、トレーとか使っていませんでしたが、後で振り返ったら、トレーと布巾は準備しておいてあげたほうがよかったな、と思いました。

それにしても毎回飲み終わると、満足気な笑顔を浮かべていたのが今でも印象に残っています。

この自分のことは自分で出来る、という自信と達成感は、自律を促し、自立へ向かう力になるんだなと実感したものです。

ピッチャー同士の水のあけ移しを散々やって出来るようになり、日常生活でも実践出来るようになると、以下のような遊びも楽しむようになりました。

水をあけ移した後で、コップに流れ落ちていく水の様子を、食い入るように観察していました。(ふきんがトレーの外に出てしまっていますが、通常はトレーの中に置きます・・・。すみません・・・。ふきんではなく、スポンジを置く方法もありますよ。)

この組み合わせの水のあけ移しが大のお気に入りで、この時期は飽きることなく、繰り返しやっていました。

様々なあけ移しの取り組み

うちの子たちの場合、ピッチャー間の豆のあけ移しは、それほど関心がなかったので、たくさんやっていません。

あとスポイトは、与え方がいまいちだったのか、おしごととしてはちょっと難しかったようで、お風呂での遊び道具と化してしまいました・・・。

残念ながらレードルを使った写真は撮っていませんでしたが、スプーンでのおしごとはよくやりました。

豆に飽きてきたら、少し重みのあるインテリアストーン(家にあったもの)に交換したりして、変化をつけました。

トングは家にある氷用のを使ってみましたが、2歳の頃はまだ力が入りにくく、掴みづらいようであまりやりたがらず。。。

そこで、このチップストングを使ってみたところ、非常に喜んで豆のあけ移しのおしごとをするようになりました。
2歳児でトングを使ってのおしごとをしたい場合、普通のタイプが難しそうだったら、こちらがおススメです。
出典:http://100yen-zukan.com/products/detail/500

但し、プラスチック製で耐久性が低いため、子供たちがお互い使いたくて取り合いになった時に、ボキっと折れてしまい、2度買いする羽目になってしまいました。。。、

トングを持っているところの写真がこれしかなく・・・。しかもおしごとにちょっと飽きて、平らな皿をピッチャーに変えるわ、容器も取るわで、豆も好きなところに移しているところであまり参考になりませんが・・・。

白花豆・黒いんげん豆・大豆の3種類の異なる大きさの豆を使いました。初めの頃は大きい豆だけ、だんだん小さくして、この時期はミックスした状態でやっていました。

3歳になってからは、もっぱらシュガートングを使ったおしごとをするようになりました。
写真は撮ってませんでしたが、100均のデコレーションボールを使ってのあけ移しをよくやりました。

去年からは梅シロップの梅の回収作業を子供たちにお願いしています。

今年もやっていただきました。4歳になり、鉛筆、お箸も上手に使えるようになっていますから、少し大きめのトングでも3指しっかり使えています。お仕事も丁寧です。

このトングは3歳から使っています。上部には収納時に束ねるためのリングのようなものがついているので、それを少し下のほうに降ろすと幅を少しすぼめることが出来、より扱いやすくなります。

全開だとちょっと難しいようでした。4歳になるとこのとおり、リングなしで上手に使いこなせるようになりました。

反面、それほどトング系のものを使ったおしごとを小さい頃にやらなかった人の結果がこちら・・・。現在7歳の息子さん。

一応三指を使ってますし、間違ってませんけどね。自然とこのスタイルになったのは、むしろ円柱さし等、教具でつまむおしごとを多くやってきたせいなのかしら・・・?!

でも大抵の人は何も言わなければ、こういう握り方をするんじゃないかなって思います。

しかし息子の性格上、雑なしごとっぷり。おかしなところに挟んでるし!動作にムラがあります(苦笑)

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取り組みの差はどこにでるか?

息子が小さい頃は、水のあけ移しがものすごいお気に入りで、豆系はそれほど強い関心を示さなかったのと、私も初めてのおうちモンテだったので、要領も悪く対応もうまく出来ず、諦めたおしごとがけっこうあります。

振り返ってみると彼が2歳の頃は、直接手で掴んで、、、っていうおしごとを与えることが多かった、ということに気がつきました。

こんな風に・・・。三指を使って梅をザルに移すおしごとをやっていただいていました。(当時2歳)

この時はトングを使うと強く挟みすぎて、うっかり梅の皮まで破りそうな気がしたので、敢えて素手にさせました。

見ての通り、このころから置き方も雑ですが・・・それでも熱心に最後までやり遂げてくれました。

まず自分の興味のあることに熱心に取り組むことを尊重する、というのもモンテッソーリ教育ならではですから、その時の私はそのことを優先しました。

おかげで彼は彼なりに、「自分が始めたことは最後までやり通す」という側面を生活の端々で見せてくれているので、その点では満足していますが、興味が持てるように様々な工夫を凝らす努力をしなかった自分に対しては、反省しきりです。

さて、娘が指先を使う細かい作業を好むようになってくると、ビーズとピンセットを使ったおしごとに移行していきました。

移すのは吸盤タイプの石鹸置き。全部100均で揃います。このおしごとは、ものすごく集中力と神経を使うので、全部置くだけの持続力は2歳児にはないかもしれないです。3歳以降なら問題なく出来ると思います。

このように、娘はほとんどのバージョンの道具を使ったあけ移しをやったと思いますが、息子はさほどやっていません。

そういえばビーズも息子はビーズ通しはたくさんやりましたが、ピンセットを使うこのおしごとはやってませんでした・・・。

どこに差が出てかというと、うちの場合は「お箸を持つ時期と持ち方」。そして「動作の丁寧さ」。

これは性格や性別も影響しているので、100%の要因にはなりませんが、やはり滲み出る部分もあります。

息子の時は律儀に3歳からおしごとを始めたせいか、3歳でトレーニング箸、4歳くらいで普通のお箸、という感じでしたが、娘はすでに2歳でトレーニング箸、3歳で普通のお箸を使うようになりました。

※別に早ければすごいっていうことではありません。ただ、事実、そういう現象として現れた、ということの紹介にすぎませんのであしからず。

娘が普通のお箸を使いたいと言い出した時は、え?まだ無理じゃない?って思っていましたが、器用に使うんですよ、これが。持ち方は完璧とはいえないまでも、おおよそ出来ていました。

よく考えたらチップスのトングとか、トレーニング箸と形もよく似ていますしね。今思えば自然な流れかも・・・。

様々な道具を使ったあけ移しをし尽くすと、次はお箸とか鉛筆に興味が向かうんですよね、不思議なことに。

なんでもそうですが、子供って楽な持ち方に崩れやすいものです。ある日クレヨンや鉛筆に興味をもったからといって、突然三指のフォームをキッチリつくるのも難しいことです。

クレヨンで描きたがる時期はけっこう早いので、あけ移しのおしごとをたくさんやっておいて助かりました。

他にも日常生活の練習の中で積み重ねてきた部分は大きくて、二人ともハサミを使いこなす時期も早く、お箸や鉛筆のフォームも、最初は間違えても、何度もやってきた型だからイメージしやすいようで、すぐに修正がききました。


3歳になると手作りのインセッツで線をかくおしごとをよくするようになりました。(モンテッソーリ:言語教育の教具を簡単手作り!インセッツ編参照)

これはトレーやフェルトに載せると描きづらかっただめ、そのまま描かせてしまいましたが、下敷き等で独立した空間を作ってあげたほうがよかったですね。反省ばっかり・・・。

そういえば、息子の幼稚園のお弁当はずっとフォーク持参だったので娘も同じようにしていましたが、年中になると、「フォークじゃなくて、お箸にしてほしい」と、突然要求されました。

その理由が、ミニトマトを上手にお箸で掴めるようになったから、ですって(笑)

ツルツルのミニトマトを、お箸で掴んで食べるというのが、現在の娘の「あけ移しの発展形」なのかもしれません。

まとめ

娘が父の日のカードを作った時、デコレートのためにマスキングテープを何段にも渡って隙間なくキッチリと貼ってあったのをみて、お友達が「この年齢でここまでできるってなかなかないよ。すごい集中力だね!指先が器用だから裁縫とかさせてあげたらいいかもよ。」という感想をくれました。

これも日常生活の練習の賜物かな、と思います。

息子が2歳の頃は私は妊娠中、3歳の頃は出産、育児と慌ただしく、娘の時ほどにはおうちモンテを頑張れませんでした。

そのかわり、息子にはとにかく「貼る・切る・折る・縫う」という動作につながる遊びをたくさんさせて、集中している時は邪魔しないように、ということだけは意識するようにしていました。

モンテッソーリ的な手法はたくさん使わなかったのですが、とりあえず三指を使う活動はたくさんしたので、お箸の持ち方はとてもキレイで、ハサミを使うのも得意です。

しかし実際のところ、モンテッソーリ教育のスタイルで「積み重ねてきたことの差」、みたいなものはチラホラみえてきています。

でも息子のように、その時期に出来なかったからおしまいっていう必要はなく、興味の度合いは違うかもしれませんが、今でも丁寧にやり直したらいい、と思うようになりました。

夏休みは、息子にも今の年齢に見合うような、あけ移しのおしごとを考えて提示してみようと思います!

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