16Dec
「モンテッソーリ:太陽系ウォークで惑星間の距離を体感!」の記事の中で、「星と森と絵本の家」に行ってきた、というお話をしました。
もともと古民家好きな私。そして絵本好きな子供たち。それからモンテッソーリ的宇宙教育を開始した私たちにとって、非常にタイムリーな訪問になりました!
今回は、宇宙教育の一環として体験した様子をリポートしたいと思います。
- 思いがけない景色
- ほっこりする昔ながらの風景
- 建物の中は魅力でいっぱい!
思いがけない景色
私たちは車で行きましたが、東八道路から天文台通りに入って、割とすぐに有料駐車場の看板が見えてきます。
駐車場の入口は割と小さいので、見過ごさないように気を付けてください。
HPで場所と休館日、アクセスをよく確認してから出発してくださいね!
この入口から有料駐車場までの短い坂道の右手側に、色鮮やかな紅葉が見事に広がっていました!
私も突然の光景に「わ~~!!」って声をあげてしまいましたが、子供たちも窓の外をみて、
「うわ~~~~~~~!!!」って口をあんぐり。
子供たちもこんなに美しい紅葉の世界を見たのは初めてのこと。
すごいねえ、きれいだねえ、と3人で見とれてしまいました。
運転中だったので、写真を撮ることもできず、この美しさを分かち合うことができませんが・・・。
一瞬の出来事でしたが、紅葉の季節にくると、本当に得した気分になれますよ!
ここは登りつめたところで、紅葉のほんの一部分(しかも一番端っこの方・・・。)しかお見せできませんが、雰囲気だけ。
もう少し良い天気で、もう少し早く来れていたら、ゆっくり散策してみたかったです。
ほっこりする昔ながらの風景
駐車場を降りて、その横に「星と森と絵本の家」はあります。ほのぼのとした懐かしい空間です。
コマ等、昔遊びの出来るコーナーがありました。
入口にはかわいい入場のチップがあります。
現在どのくらいの人が入館中かが一目でわかる仕組み。ユニークですね。
入館してすぐのところにある木のおもちゃ。中に青虫が入っていて、磁石の力で引っ張り出します。
子供たちは夢中になって、遊んでいました。
施設の中央にある中庭は、子供たちが自由に遊べるスペースになっています。
階段手前には望遠鏡もありました。
しかし、まだ明るくてなにも見えず・・・・。
小さな池があって、井戸用のポンプがあり、押すと実際に水が出てきます。圧力を強くかけないと出てこないので、小さな子供の力だと難しいです。
息子は力があるほうですが、精いっぱい速く、必死に上げ下げして、ようやくチョロチョロと出てきました。
この池はおたまじゃくしが孵化するところでもあるので、春にまた観察してみたいです。
調べて初めてこの遊びの名前を知りました。「わまわし」、「車輪回し」、「ジャンジャラ」というような名称らしいです。
こういう遊びはしたことないので、棒で押す位置を間違えて教えてしまいましたが、それなりにうまく転がしていました(笑)
緑のテントでは、その時々に、いろんなワークショップが行われているようです。この日はクリスマスリースを作っていましたよ。
ハンモックは人気で子供たちもなかなか離れず・・・。
外遊びの場所はまさしくフリーパーク状態。子供たちはいっぺんに気に入ったようです。
遊具いっぱいの場所で遊ぶ時もありますが、こういう、ただ自然の世界で自由に遊ぶ機会もたくさん与えてあげたいな、と思っています。
山も海もない東京では、自然遊びの出来るところって結構限られてしまいますが、こういう場所を提供してくださる方々がいるっていうのは本当にありがたいことだなと思います。
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建物の中は魅力でいっぱい!!
会館と家は通路でつながっています。夕方近くなって、お家の窓から漏れるオレンジの優しい光に癒されます~~。
この建物は、大正4年~昭和26年の間に建てられた官舎の中で、一番立派だったものを一度解体して、この場所に建て直したのだそうです。
お庭のテーブルの上にあるのは「発見ノート」。ここで発見した物事を自由に書くことができます。
古民家の入口にある下駄箱の上には、あの「恐竜の赤ちゃん」が・・・!(わかったかな??)
この絵本ですよ~。
お家に入ってすぐ右の部屋には、大きな地球儀があります。
こんな懐かしいミシンが!ここまでレトロではなかったですが、うちにも昔ありました。
小さい時に、少し使わせてもらったことがあります。
母が処分しなければよかった~といまだに後悔しています。
ちゃぶ台ってなんかいいですよね~~~。使ったことないですけど、私の欲しい家具NO.1かも。
いろんな種類の木の積み木で、ドミノ好きな息子は夢中になって作製中。
これを見た時、思わず「トトロだ~~!!」って心の中で叫びました(笑) サツキちゃんの電話シーンを思い出しますね。
さすがに私も黒電話までしか知りませんw
私が幼い頃は、まだこういう明治・大正時代の家屋がチラホラ残っていました。
親戚の家は古い屋敷でこういう感じだったことを断片的に覚えています。
ここにあるのは、本当の日常の風景ではありませんが、子供たちもこういう古い日本の文化の素晴らしさを体験してほしいと思うので、また時々訪れたいと思います。
通っていた小学校も、入学当時は、下の写真のようにねじ回しの鍵だったり、木の床だったりしましたが、在学中に工事をしてアルミサッシにかわり、どんどん近代的な建物に変わっていきました。
今だからこそ、こういう木のぬくもりを感じる空間の大切さを実感できます。
月の満ち欠けの写真がズラリ。この日は上弦の月でした。(そして実は私の誕生日でもありました♪)
つまみをクルクル回すと月の満ち欠けの変化を目でみることができます。いい教具ですね~。月について学ぶときに、こういうのも自作してみたらいいかもしれないですね!
太陽を作製する活動をしたので(モンテッソーリ:太陽と惑星の大きさの比較をする活動:参照)、次回は月もやらなくては~~!
息子が「ママのお誕生日の月」といって、上弦の月にあわせてくれました。
一週間について。太陽系キットを作製して、惑星の名前を覚えた後のことだったので、息子もじ~~っと読んでいました。
絵本展示室のおもちゃに二人ともすっかり夢中。
ここは理科室。天体に関する書籍がたくさんあります。
ゆっくりと静かに読みふけってみたいものです~~。
他にも、小さい子むけのおままごとやウッドレールの電車で遊べるおもちゃ室があったり、授乳室もありますよ。
2時間はあっという間に過ぎてしまいました。次回は半日くらいかけてゆっくり過ごしたいです。
まとめ
5時までいたので、帰りはすっかり暗くなり、きれいに月も出ていました。
思わず「あ、ほら、上弦の月が出てるよ!」といいました。息子も、「あ!ほんとだ~~~。」と眺めていました。
いままでは「半月」っていう言い方しかしてなかったので、新しい語彙が増えました。
駐車場は3時間500円で、施設は無料。使った費用はワンコインのみ。
食べ物の販売はしていませんが、食事できるスペースがあります。
ちょっとピクニック気分で子供たちと一緒に、少し前の時代にタイムスリップしてみるのもいいものですよ。
遠方にお住まいの方でも、ジブリ美術館のために三鷹市に来ることがあれば、少し足を伸ばしてみてはいかがでしょうか?
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