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セスキ炭酸ソーダで洗濯・掃除を効果的にする方法!

いまやダイソーなどの100均ショップでも見かけるようになった、セスキ炭酸ソーダ。アルカリウォッシュの名前でも知られていますね。

一昨年くらいから「セスキ炭酸ソーダ」の名前をチラチラ聞くようになり、昨年自然食品の店で偶然見つけて迷った挙句・・・買いませんでした。

しかし今年に入って布ナプキンを購入した時に、セスキ炭酸ソーダが少量おまけでついていきたので、さっそく試しに使ってみたところ、、、すごい!!!
血液って漂白剤使ってもきれいに落ちない時もあるんですが、見事に落ちます!!

この時、もうあの塩素系漂白剤の独特な匂いとはおさらばだ~!と思いました。

妊娠、出産で人工香料がとんでもなく苦手になり、「香害」とまではいかなくても、洗剤系は口で息しないと気分がわるくなるので掃除も大変でした。

特に塩素系漂白剤は頭痛がするほどになり、倦厭するようになっていました。

重曹、セスキ炭酸ソーダ、過塩酸ナトリウムなどのアルカリ剤は、匂いもないし、上手に使い分ければ、ナチュラルクリーニングで安心・安全です!

しかし、きちんとした情報を頭に入れておかないと、返って損をすることもあるようです。

うちでの使用感など交えながら、アルカリ剤について紹介したいと思います。

 

  1. 洗濯機で使う洗剤は、セスキ炭酸ソーダだけでも大丈夫?
  2. セスキ炭酸ソーダは血液・皮脂汚れに強い!
  3. コストパフォーマンスはどのくらい違うのか?

 

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洗濯機で使う洗剤は、セスキ炭酸ソーダだけでも大丈夫?

洗浄力からいくと、セスキは中くらい、過炭酸ナトリウム(酸素系漂白剤)が一番強いようです。
基本的にアルカリ剤は「つけおき」することで効力を発揮します。

セスキ炭酸ソーダの場合、3時間~一晩つけおきしてから洗濯機をまわすのがベスト。

でも、おしゃれ着などにはつけおきは不向きなものが多いので、それは別にしたほうがよいです。

うちはスケジュールの関係で、風呂あがりに洗濯機をまわして干して、朝に取り込むため、何時間も漬け込みしている時間がありません。

我が家ではプレケアとしてセスキスプレーを使用しています。

「セスキ・スプレー」

500mlの水にセスキ小さじ一杯を入れたものをスプレーボトルに入れます。

プレケア用、住居用、キッチン用と、3本用意しておくと便利です。

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Yシャツの襟や袖口は、サッとスプレーしてしばらく置いてから洗濯機に入れて普通に洗濯します。ただし、ひどい汚れの時は、スプレー後、固形石鹸を使っています。

 うちの洗濯物の内容を考えると、基本的にアルカリ洗濯で十分なので、軽い汚れにはセスキスプレーでプレケアしてから、アルカリ剤を入れて洗濯機で洗います。

汚れが気になる時は、中性洗剤をいままで使っていた半分の量を足しています。

それでも毎日使わないので洗剤の減り方もゆっくりです。

セスキ炭酸ソーダを使用する場合、30Lの水に対して小さじ2~大さじ1が目安です。

アルカリ洗濯だと、洗いは3分程度、すすぎは1回で済むので、光熱費にもやさしいですね。
干しても私は特にアルカリ臭を感じませんが、香りが欲しい時は、エッセンシャルオイルを入れています。

 

セスキ炭酸ソーダは血液・皮脂汚れに強い!

セスキ炭酸ソーダは皮脂汚れ、油汚れ、血液の汚れを取り除くのに優れています。

市販のアルカリ洗剤よりは手に優しいですが、それでも手につくとヌルっとするので、敏感肌の方は手袋をしたほうがよいと思います。

<布ナプキン>
布ナプキンを使う方ってナチュラル志向か、敏感肌の方が多いと思うのですが、そういう方には一押しです!また、布ナプでなくても、血液が服に付着した場合には本当にお薦めです!(ただし、血液はが乾燥してしまっていると、落ちにくくなります。)

<布おむつ>
布オムツの場合には使い分けています。おしっこ用のバケツには普段は重曹、臭いの強い時はクエン酸を使っています。セスキはウンチ用のバケツに入れて使っています。(うんちは酸性の汚れなので、セスキのほうが向いている。)

→つけおきしておいたオムツを一度手ですすぎ洗いしてから洗濯機に入れるのですが、どうしてもおしっこのアンモニア臭がきれいに抜けないので、いつもはユーカリプタスを2,3滴垂らしていました。いろんなオイルを試しましたが、これが一番消臭してくれます。過炭酸ナトリウムを使ってみましたが、やはり臭いが残るので、オイルをプラスしていました。ふと試しにセスキを使ってみたら、一番消臭してくれる!しかも小さじ1杯、オイルなしで!
ランニングコストが一番安くつくので、最近はおしっこ、うんち両方セスキに切り替えました。

何を用意しているか具体的なことは布おむつと紙おむつの違い:どんなメリットとデメリットがある?」をご参照ください。

<ヘアーブラシ>
いやいや、これは驚きました!血液同様、見事に綺麗になりますよ!!

それまでは、「ブラシにつく汚れは皮脂だから、シャンプーを溶かしたぬるま湯に一晩つけたらよい」と何かの本で読んだことがあり、ずっとその方法で洗浄していました。

でも、私はヘアー・スタイリング剤を使うせいか、ブラシ部分にベタッとした汚れがついて、完全には汚れが落ちず、いつも麺棒で拭きとっていました。

毎回面倒だな~と思っていましたが、皮脂汚れに強いのだから、セスキを使えばいいんじゃないか?と考えました。

そこで3リットルほどのぬるま湯に小さじ一杯のセスキ炭酸素ソーダを溶かしたバケツにヘアーブラシや、くるくるドライアーのブラシパーツを入れました。(ブラシは一本くらいならもう少し水やセスキの量を減らしてもいいかもしれません。)

30分ほどつけおきしただけで、きれいさっぱり、スッキリ!汚れはバッチリ落ちていました!!

<お部屋の掃除>
拭き掃除はもっぱら重曹とクエン酸を使っていましたが、セスキは皮脂汚れに強いので、ドアノブやスイッチまわりの汚れ落としに使っています。

うちは誰も煙草を吸わないので効果のほどはわかりませんが、ヤニ汚れも落とすそうですよ。

重曹・クエン酸を使った掃除については重曹とクエン酸の使い方!初めてでも簡単にできる掃除方法とは?」をご参照ください。

<浴槽の清掃>
うちで使っていた住居用洗剤は、希釈タイプのもので、市販のものよりは香りが強くないほうなのですが、妊娠中から微香であっても受けつけなくなりました。

特に浴槽の中にしゃがんでこすっていると、香りが充満するので鼻で息ができませんでした。

今は、セスキ・スプレーに天然100%の柑橘系のエッセンシャルオイルを5滴ほど入れて使用しています。もちろん泡は立ちませんが、それでも浴槽はピカピカに!

浴槽だけでなく、普段の浴室の掃除もこれ一本で十分です。

浴室全体が柑橘系の香りに包まれて、気分もリフレッシュされています。

また油汚れにも強いので、天ぷらをした日のエプロンや服などは、セスキ水のバケツにつけおきしてから洗濯するようにしています。

ただし頑固な汚れ落とし向きではありません。泥んこ汚れはダメでした。ひどい油汚れ(衣服の場合です。)なんかも難しいです。

しかし上手に使い分ければ、本当に綺麗になりますよ!

<弁当箱や水筒の汚れ>
子供が持って帰った弁当箱や水筒などは、まず全体にセスキ・スプレーをしてしばらく置いておきます。

それから普通に洗うとベタベタを落とすのにあまり時間がかかりません。スッキリ洗いあがります。

暑い季節になると、水筒の飲み口やパッキンが汚れやすく、時折塩素系漂白剤で消毒していました。

子供の口に入るものなので、正直嫌でしたが仕方ないという感じで使ってました。

でも、セスキ・スプレーを毎日していると、細かい汚れの付着がなくなって、独特な臭いもしなくなったので、効果を感じています。

まだレンジフードなどの掃除はしていないので、大掃除の時に試してみたいと思います。

※ついに年末大掃除で試してみました!ご興味ある方は併せてご覧くださいね!
セスキ炭酸ソーダで大掃除!換気扇やガス台もピカピカに!

 

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コストパフォーマンスはどのくらい違うのか?

私は洗剤としては過炭酸ナトリウムを使用していると書きましたが、初めて過炭酸ナトリウムを使う場合には、最初に洗濯槽を洗浄してから使用する必要があります。(洗濯槽の汚れが取れるので、それが衣類について再汚染する可能性があるからです。)

洗濯槽は過炭酸ナトリウムで十分洗浄できると知るまでは、市販のクリーナーを使っていました。
しかも、いつも2袋入って2000円くらいのものを使っていました。

クリーナーって高い・・・と、購入する時は毎回ブルーでしたが、過炭酸ナトリウムだと2袋分で約400円!ある意味凹みます・・・(笑)

それで普通に洗濯していた頃と、アルカリ洗濯になってからのコストパフォーマンスの差は、どのくらい出るようになったのか?我が家の場合ですがちょっと調べてみました。

アルカリ洗濯になる前の我が家の洗剤事情

液体洗剤(濃縮タイプ) 1L 約2000円
酵素系漂白剤 1kg 約1000円
洗浄増強剤 1kg 約1300円
おしゃれ着洗剤 1L 約2000円
部分汚れ用スプレー 約1000円
浴槽クリーナー 1kg 約2000円

トータル約1万円

こうして書くと、すごく高い感じがしますが濃縮タイプなので、購入サイクルはゆっくり。1、2年に1回しか買わないものもあれば、通常の洗剤も年に1.5~2本程度だったと思います。

購入回数が少ない分、年間トータルのコストパフォーマンスは深く考えていませんでした・・・。

それでもアルカリ洗濯にすれば、うちの場合はコスパが雲泥の差だったので、切り替えて正解でした。

アルカリ洗濯に切り替えてからの費用

セスキ炭酸ソーダ 1kg 約500円
過炭酸ナトリウム 1kg 約400円
固形石鹸 4個入り 約300円
浴槽クリーナーとして過炭酸ナトリウム 1kg  約400円

(残ってしまった液体洗剤をたま~にごく少量つかっている程度なので計算には含まず)

トータル約1600円

 

まだ始めてから数ヶ月なので年間での計算は出来ていませんが、いまのペースだと3回買い足すことはない感じなので、もし、買い足しがあったとしても3000円前後、買いたさなければ約2000円で以前のコストの1/3~1/5に抑えられることになります。

※この記事を書いてから1年半が経過しました。普通の洗濯でセスキは連続的に使用したことがほとんどありませんが、過炭酸ナトリウムでずっと洗濯し続けていたら、なぜかズボンのウェストのゴムがバリバリと痛んで、伸縮性がなくなってきた&タオルがバリバリするようになってきたので、途中から液体洗剤に戻しました。
それでもセスキスプレーでプレケアしているので、洗剤の使用量は以前の半分で済んでいます。

いずれにせよ、うちの場合はこれでかなり節約できます!まだ子供たちもまだ小さく、汚れても大したことがないし、布オムツも使用しているため、できるだけ界面活性剤不使用でいきたい、という目的があるので、この内容で十分なのです。

しかし作業着とかスポーツで泥汚れの服がいっぱいとか、男の子がたくさんいるなど家庭環境が違えば、揃えるものや洗い方も変わってくると思います。

各ご家庭の洗濯事情に合わせて、工夫されたらよいと思います。

また、まずはどんなものか少しだけ試してみたい、という方は、どのアルカリ剤も100均で200グラム程度のものを購入できるので、それでトライして気に入ったら本格的に始めることをお薦めします。

 

まとめ

昔は無添加の粉石鹸で洗濯するのが身体に一番いいんだ!と使っていた時期がありましたが、生地が黄ばんでいくのでやめました。

石鹸洗濯ではアルカリ剤との併用が不可欠で、相互作用で効力を発揮する、ということを知りませんでした。粉石鹸を使う場合はその辺も気をつけないといけないんだな、と今更ながら正しい知識を増やす必要性を感じています。

ナチュラルクリーニングに目覚めても、粉せっけん同様、重曹・クエン酸をガンガン使って掃除・洗濯をすれば環境・身体・お財布にもやさしいんだ!と思って、張り切って大容量タイプを買って、あれこれ使ってはみたものの、用途によってはそれほど効果を感じない・・・とか思うこともあり、なんでかな?と首をひねっていました。

しかしアルカリ洗濯を始めよう!と思ってから、アルカリ剤や石鹸の性質や用途などきちんとした知識を勉強していくにつれて、これらのものは用途によって上手に使い分ける必要があり、そうすることによって初めて効果的に洗濯・掃除が出来るということを学びました。

石鹸百科というサイトはとても良心的で、アルカリ・石鹸洗濯をする上での注意点が詳しく書かれていますので、始めてみたい方はこちらを一読されるとよいと思います。

最近は、セスキ炭酸ソーダで自然な虫よけスプレーを作れることを知りました。セスキミントで調べると出てきますよ。

今年の夏はセスキで虫よけ対策もしてみようかな、と思います!!

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コメント

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  • コメント (2)

    • 通りすがり
    • 2016年 12月 18日

    「酵素系漂白剤」ではなく「酸素系漂白剤」ですよ。

      • kayoneko7
      • 2016年 12月 19日

      通りすがり様 ほんとですね!!!うっかりしていました。すぐ訂正かけさせていただきました。ご指摘くださってありがとうございました!!!

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