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縮んだセーターやニットを元に戻すには?簡単な解決法!

一昨年、ウール100%のハーフ丈カーディガンを誤って洗濯機で洗ってしまいました。
もちろん、ものすごく縮んでしまい、、、、袖は通るものの、腕や肩は締めつけられるし、見た目も最悪・・・。

引っ張ってみたり、伸ばしてみたり。一瞬伸びてもまた元通り。

未練がましく去年は捨てきれずに今年の秋がやってきました。

ようやく処分する決心がついたのですが、大切な資源です。なにかリメイクできないかと探していたら、縮んだセーターを元に戻すというキーワードが出てきたので調べて試して、成功したのでシェアしたいと思います!

1.縮んだニット類を元に戻す方法
2.効率よく回復させるには?

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縮んだニット類を元に戻す方法

縮んだセーターなどのニット類を元に戻す方法は二つあるようです。

1つ目はジメチコンという成分の入ったコンディショナーや、髪の毛用のトリートメント(シリコン入り)を使うという方法。どうやら繊維一本一本をコーティングして通りをよくすることで改善させるらしいです。

2つ目はアイロンのスチームをかけて、引っ張って伸ばすを繰り返すという原始的な方法。

私は出来るだけナチュラルな方法で解決したいと思ったので、2番目のアイロンを選択しました。

よく考えたら、縮んだといっても、繊維がカットされて短くなったわけではないので繊維を元のサイズに戻すことができればいいわけで。

しかしこんな簡単な方法で本当に元に戻るのか??

半信半疑ながら実際に試してみました。こちらはスチームを当てているところ。

スチームを当てるだけでは元には戻りません。スチームを当てた後、生地が熱いうちに横に縦にと、伸ばしていく必要があります。そういう意味では素材が大きければ大きいほど労力も時間もかなり使うことになります。

スピーディーに楽に戻したいなら1番目の方法がいいのだろうと思いますが、その方法の場合、どのくらい戻るのかは試してないのでわかりません。

実際、思った以上にこの地道な作業には時間がかかりました。

スチームを当てて伸ばしてみて、自分が思ったサイズに戻せているか確認しつつ、同じ作業を繰り返すことになります。

まず中身頃の片側を伸ばしてみました。

比べてみるとこのくらい長さが変わりました!

左はまだ縮んでいる状態です。これは1回目の伸ばしの後に撮ったので、最終的にはもっと丈は長くなりました。

この調子ですべての部分をスチームして伸ばしていくこと30分。

どうにか元の形に戻ってきました。

効率よく回復させるには?

繊維を元に戻すだけ、、、、と言っても、完全には戻りませんでした。「家庭用スチームではやはり限界があるのかも。元通りにしたければ、クリーニング屋さんのような工業用スチームが必要なのかもしれない、、、、。」と諦めかけましたが、やっていくうちに気がついたことが。

通常ニットは表がメリヤス編み、裏がガーター編みになっています。メリヤスは縦に伸びやすく、ガーターは横に伸びやすい編み方になっています。

なので、やみくもに縦に横に伸ばすだけでは効率よく戻りません。

メリヤス編み側にスチームをかけた時はひたすら縦に伸ばすことに集中し、ガーター編み側では横に伸ばすことに集中してやると、効果的に伸ばすことができたんです。わずかな差かもしれませんが、たしかに伸ばしやすいという実感がありました。

縮んでいた状態の全体像を撮るのを忘れていたのでわかりやすく比較できないのですが、部分的に撮ったものがこちらです。

袖と中身頃の部分を撮ってあったのですが、右側が縮んでいる状態で、左の袖側がスチームして伸ばした状態です。右は編み目がほとんど見えないのがわかるでしょうか?

縮んでしまったので、編み目が詰まってしまい、フェルト生地みたいな状態になっていました。(上から2枚目の写真でも、編み目の違いがわかると思います。)そのため全体的にかなり小さくなっている状態で、子ども服を無理やり着るような感じになるので、部屋着としても使えませんでした。

スチームをしてすべて伸ばしたら、9割がた元通りになりました!やっぱりすっかり完璧に戻るというわけにはいきませんが、縮こまった残念感はほとんど消え去りました!!

写真ではわかりにくいかもしれませんが、実際に着てみると以前のようなゆるっとした感じで着やすく、見た目もよくなったので、外にも着て行けそうです。

何より畳んだときにふんわりしているのと手触りで、元に戻ったな〜とさらに実感できました。

これでふんわり感は伝わったでしょうか?

まとめ

長年着られるよう、ウール100%のシンプルなデザインのものを選んだので、これからも大切にしたいと思います!(と、いってもユ〇クロのそれほど高価なものじゃないものですが、、、。)

間違えて洗ってしまってから、どうしようかと2年間タンスの肥やしにしてしまっていましたが、処分せずに済んでよかったです!

数年前に、やはり誤って子どものセーターを縮ませたことがあったのですが、どうすることもできず処分したことがあります。あの時もこの技を知ってたら捨てずに済んだのにな~~と残念に思います。

皆さんも、もし縮んだニット製品があったら、試してみてくださいね~。

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