6Jun
いま、時短メニューとしてブームになっている「常備菜」。
常備菜ってなんでしょう?
”少しの時間で1つの食材が無限のアレンジを可能にする野菜の下準備のようなもの”とあります。
実は2年ほど前に、あるコミュニティで常備菜のレシピを増やしたいね、という話になりました。
それからいろいろレシピを試してみましたが、小さい子供に使える常備菜って割と限定されることに気がつきました。(うちの場合だけかもしれませんが・・・。)
常備菜はそのまま食べることもあれば、翌日から”形を変えて別メニューにして出す”こともありますね。しかし冷蔵だと毎日使わないと味も落ちるし、鮮度も下がっていきます。
でも常備菜を最初から小分けして冷凍しておけば、1ヶ月くらいのスパンで使えますし、メニューのバリエーションも増えます。なにより日持ちの心配をしなくてすみます。
今回は、いわゆるスタンダードな常備菜ではないですが、子供にピッタリのもの(もちろん大人だけでもOK!)を紹介したいと思います!
※今回、記事用に写真撮影始めたばかりなので、作る度に画像は追加してきますね!
- 子供たちの定番メニューを10通り作れる最強常備菜!
- トマト缶を使って、さらに5つのメニューを展開!
- 最強常備菜にサポート常備菜を組み合わせる
子供たちの定番メニューを10通り作れる最強常備菜!
それは「炒め肉野菜」です。といっても、普通に想像するあの「肉野菜炒め」とは違いますよ!
これは人に教えて頂いて作り始めてから、ずっと欠かせない我が家のアイテムになっています。
なぜかというと、この常備菜から10通りのメニューが短時間で作れてしまうからです!!
無限に、とはいわずとも、実際のところ10種類以上作れるので、常備菜の定義をクリアしてる、と胸を張っていえます!(笑)
しかも子供の大好きなメインメニューばかり!
・ミートソースパスタ
・チキンライスorオムライス
・ピザorピザパン
・オムレツ
・お好み焼き
・チャーハン
・カレーライス
・春巻き
・コロッケ
・タコスor沖縄タコス
まだ他にも作れるものがありますが、我が家ではこれで1ヶ月のうち、だいたい10日分の夕飯のメニューはすでに決まったようなもの。
ですから月初には必ずこれを大量に作って常備しておき、だいたい1ヶ月で使い切ります。
炒め肉野菜(1.5㎏分/ストック用)
<材料>
玉ねぎ 300g
ニンジン 150g
ピーマン 100g
セロリ 150g
コーン 200g
合いひき肉 600g
油適量
塩コショウ<作り方>
①最初にみじん切りにした玉ねぎを炒め、しんなりしたらニンジンを入れる
②ひき肉を入れて、塩コショウをします。
③火が通ったら、ピーマン、セロリ、コーンの順に追加して、その都度炒めます。
④冷ましたら、小分けして冷凍します。
私があいびき肉を食べすぎると胃腸が弱くなるため、我が家では鶏のももひき肉と胸ひき肉のミックスで作ってます。
なのでちょっと見た目がお見苦しいですが・・・。でもあっさりした食べやすい味なので、子供たちはお気に入りなんです。
また、上の子がコーンを嫌いなので入れていませんが、コーンが入ると、もっと彩りがよくなるし、これだけで5種類の野菜をいっぺんに取れます。うちの場合、娘はコーン大好きなので別に足したりします。
ピーマンやセロリのような香りの強い野菜も、この状態にするとほとんど香りがしなくなるし、具か細かいので、子供たちもパクパク食べてくれます。
トマト缶を使って、さらに5つのメニューを展開!
この常備菜+トマト缶=トマトソースを作ることでさらに5つの展開料理が作れます。
なにしろ応用の幅が広いので、「炒め肉野菜」を完成させたらトップバッターとしてこのトマトソースを作ることをお薦めします。
①トマトソース+パスタ+粉チーズ=ミートソースパスタ
②トマトソース+卵+ご飯=チキンライス
③トマトソース+ご飯×卵=オムライス
④トマトソース+ピザ生地+ピザ用チーズ=ピザ
⑤トマトソース+食パン+ピザ用チーズ=ピザパン
本当にあっという間に作れます!時短レシピですから、用事が重なって夕飯を作る時間が足りない!という時のお助けメニューにもなります。
うちではまず「炒め肉野菜」を作ったら、半分は冷凍に。残り半分の中にトマト缶、水や調味料、ハーブスパイス等を追加して、トマトソースを作ります。
その日は作ったトマトソースの半分を使ってミートソースパスタを作っています。(うちはチキンソースですけどね。)好みに応じてバジルとオレガノ、粉チーズをかけます。
翌日はだいたいピザを作ります(2枚分くらい出来ます)。ピザ生地を作って、ソースを塗り、ピザ用チーズをかけてオーブンで焼けば、出来上がり。
基本的には乾燥バジルをのせますが、夏はバジルの葉を摘んでのせます。バジルソースをかけてもいいですね。
私はいつも超簡単な豆乳ピザ生地を作るのですが、生地を作るのが面倒な場合、食パンに塗ってピザ用チーズをかけて焼けば、お手軽にピザパンとしても食べられますよ。
少し余ったトマトソースは、お弁当のおかずとして卵焼きの具材等にも使えます。
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最強常備菜にサポート常備菜を組み合わせる
実は、この「炒め肉野菜」とは別に、ジャガイモ一袋と、ニンジン1、2本、サツマイモ1、2本を蒸したものを冷蔵庫で常備しています。(ジャガイモの半分はマッシュにします。)
私の中では「蒸し根菜」と命名しています。これをうまく組み合わせると、サポート常備菜として、メニューにボリュームを出したり、バリエーションがつけられて便利です!
もちろん、単体でも別の常備菜として作り上げられますよ!うちでは1週間に一度は蒸して、冷蔵保存してあります。
すでに火が通っているので、天ぷらにしたい時には、揚げ時間を短縮できますし、肉野菜炒めと掛け合わせるとメニューにボリューム感が出せます。
以下のメニューの中でも使う時がありますし、副菜やお味噌汁の具材で登場することもあります。なにしろ便利!
新玉ねぎの時期には、玉ねぎも一緒に1~2個蒸したりします。
①炒め肉野菜+キャベツ+ニラ×(小麦粉+水+卵)=お好み焼き
なにしろ、肉汁からすでに野菜とともに凝縮された旨味が出ているので、出汁とかダシを必要としません。普通の小麦粉でOKです。
スタンダードなお好み焼きだと、幼児にはお肉などうまく切れなくてお手伝いが必要なんですが、すでにひき肉なので、まんべんなく生地に練りこまれてて、野菜も小さく、非常に食べやすいです!
うちの娘は幼児食の頃からパクパク食べています。幼児用にわざわざ手を加えなくても、キャベツさえ小さめにカットすればOKなところが気に入っています。
離乳食が進んできたら、さっそく使えるメニューですよ~。
②炒め肉野菜+ご飯+卵=チャーハン
他に足したい具材があれば、どうぞ。玉ねぎ入ってるので特に必要はないですが、うちでは時々長ネギとかニラのみじん切りも入れたりします。
③炒め肉野菜+水+カレールー×ご飯=カレーライス
これはこのままだと小さな子向けのカレーライスって感じですが、うちではここに常備菜用の蒸したジャガイモとニンジンをカットして投入してボリューム感を出します。
大人用と別に作り分けせずに済みますし、すでに蒸してるので、さっと熱を加えるだけでOK。
カレールーはジャガイモ入っていると冷凍できませんが、うちは蒸しジャガイモを別投入するので、心置きなく冷凍保存してしまいます。
ちなみにカレー粉を使えば、キーマカレーにもできますよ。
④炒め肉野菜+もやし+ニラ×皮=春巻き
具材はお好みで。我が家はもやしの代わりに、春雨を入れるときもあり。
⑤炒め肉野菜+マッシュポテト×衣=コロッケ
蒸しジャガイモで作ったマッシュポテトに混ぜ込むだけ!具材をわざわざ炒める時間がいらないので、面倒なコロッケもあっという間に出来てしまいます。
上記で記載しましたが、蒸しジャガイモは多めに作っておいて、半分はマッシュポテトにしてしまい、上記のコロッケや、ポテトサラダ等に使います。残ったマッシュポテトは小分けして冷凍もしておき、お弁当に使ったりします。
上記の写真では常備菜が見えないので、成形前のコロッケの中身を披露いたします(笑)
⑥炒め肉野菜+トルティーヤ=タコス
(肉野菜炒め+タコスパイス)+ダイスカットトマト+レタス+シュレッダーチーズ+トルティーヤチップス×ご飯=沖縄タコス
夏には沖縄タコスも作ります。トルティーヤチップスは細かく砕いて載せますが、これはオプショナル。
ハヤシライスのルーを上にかけるバージョンもありますよ。
幼児の場合、普通のトルティーヤで巻いて食べるより、こっちのほうが食べやすいみたいですが、それは各家庭の好みに応じて、工夫してみてくださいね。
⑦炒め肉野菜×卵=オムレツ
これは、そのまま作ってシンプルに仕上げる時もあれば、トマトソースタイプのものを使う時もあります。どちらでもお好みですね。
また、オムレツの中に蒸しジャガイモをスライスして入れると、ボリューム感がでますよ!マッシュポテトを入れる時もあります。他にはキッシュもできますね。
まとめ
一般的な「常備菜」ではないのですが、「炒め肉野菜」と「蒸し根菜」があると、レシピに幅を持たせることができる、日持ちが長いというところが一番気に入っています。
しかも、買い出しに行けなくて、食材があんまりない!という時でも、これさえあればなんとかなってしまうので、精神的にかなり安心感があります。
これから暑い夏がやってきますが、キッチンに立つのも億劫になりがちな季節でも、時短クックで簡単調理出来るので、是非試してみてくださいね!
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