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子供が胃腸炎で嘔吐した時の対処は?二次感染を防ぐ方法!

夜、いつも通りに眠った子が夜中に突然唸ったかと思ったら、イキナリ嘔吐物を噴水のように吐き出して泣き始めると、初めてこのような状況に遭遇したママさんは、戸惑いながら不安に襲われることでしょう。

ノロ、ロタ、ウィルス性胃腸炎の感染が猛威を振るう時期があります。

インフルエンザにせよ、胃腸炎にせよ、1年通してのピーク時というのは、11月~1月、2月~4月と相場は決まっています。(もちろんうちの子は梅雨時期にもかかったりしましたから、それ以外は安心っていうこともないです。)

うちの子供たちはそれぞれ2回ずつロタにかかりました。そして今年の梅雨時期にお友達から感染してしまい、2歳の娘が急性胃腸炎にかかりました。

いずれも病院には行っていません。なので、病名は症状(例えば便の色等)で判断しています。

病院では特に出来ることがないので、二次感染を避けて、毎回自宅療養にしています。

とにかく冬の時期の子育てで、最もフォーカスすべき重要な事柄は三つあります。

1風邪や胃腸炎に対する予防策をたてる
2嘔吐・下痢・脱水症状の適切な対処と処理
3二次感染を防ぐ

我が家での失敗談や良かったことなどを織り交ぜながら、この3つのポイントについてお伝えしたいと思います。

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風邪や胃腸炎に対する予防策をたてる

まず、一年の中でも季節の変わり目や冬の時期に注意深く過ごすことはとても大切です。

胃腸炎の場合、梅雨時期も細菌が増えやすい環境になるので要注意です。夏から秋への変わり目や、ぐっと寒くなってくる頃は、暖かい時期と違って、当然代謝も下がるわけですから免疫も落ちやすくなります。

結論から言うと、この時期は体に負担のかかりやすい食事やお菓子は特に避けたほうが良いです。

買い物をするときに食材の裏面の原材料を確認してください。今は、調味料でも添加物が満載です。不思議なことに世界ではNGと言われている添加物が、日本では食料品に入っており、子供向けの食べ物やお菓子も例外ではありません。

最近では様々な人工甘味料が添加されています。大手会社のスナック菓子の多くに遺伝子組み換えの原料が含まれており、それも非常に危惧しています。

うちの子たちは食物アレルギーというわけではありません。いわゆる乳製品・卵・そば・小麦、すべて問題ありません。しかし一般の添加物の多いお菓子を食べると、反応が出てしまうのです。

私は妊娠・出産・授乳期は超敏感体質になったので、どんな食べ物が免疫を落としやすいか、調子を悪くしやすいか、理解するようになりました。

私の体がまっさきに拒否したのがマーガリンとショートニングを含んだもの。動物油脂の含まれたもの。食品添加物を多く含むものです。

少量でも体に有害かどうか、という論点でいえば、私は専門家ではないのでわかりませんが、免疫を落としやすくする、体にとって分解するのに負担がかかりやすいものである、ということはわかります。

ロタなどは小さい乳幼児がかかりやすいものなので、食べるものは気をつけたいものです。

添加物の作用は目には見えないし、ましてや体から毒を排出する手段として体表に現れるような子でなければ、表面上なにも影響していないように見えて、実は子供の内臓には負担がかかっていることを大人はあまり知りません。

夏など代謝の良い時期はそれほどわかりませんが、寒い時期にそういうものを食べていると、ただでさえ免疫の下がりやすい季節ですから、感染しやすい体調になりやすいのだと思います。

もちろん、帰ったらうがいをする、しっかり消毒する、そういうことも大切です。しかし、それらは決して体の免疫をあげてくれるものではありません。

人が一番感染する原因は、結局のところ、免疫が落ちている状態の時がほとんどなのです。その免疫はどうして落ちるかといえば、不規則な生活・乱れた食生活・睡眠不足が主な要因です。

ですから、子供たちには、「規則正しい生活・良質な食事、健全なおやつ・十分な睡眠」を与えれば免疫は十分保たれる、といえます。

私はそれが一番の予防策だと思います。衛生面の徹底だけでは不十分だ、というのが私の実感しているところです。

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嘔吐・下痢・脱水症状の適切な対応と処置

なんとなくだるそう、とか調子悪そう、とかの前触れなくやってくるのが胃腸炎の特徴かなと思います。うちは二人ともそんな感じでした。

いつも通りに過ごしていつも通りに寝たのに、夜中に突然泣き出したかと思ったら、噴水のように吐き出してビックリ!これは何度経験しても、きた~!と焦ってしまいます。

ロタかノロか検査するべきか?といえば、どちらかによって親が仕事を休む必要性があるかどうか、というくらいです。対処法は同じなので、特に検査する必要はないと思います。それよりも下痢・嘔吐を繰り返すと、一番心配するのは脱水症状です。

お子さんがいらっしゃる家庭では「経口補水液」を数本常備しておくことをお勧めします。(賞味期限がわりと短いのでご注意ください。)

うちは二人ともロタになった時は授乳期だったので、母乳で対処しました。(ロタは予防接種が出来るようになりましたが、敢えて打っていません。)

ところが二番目の子が胃腸炎になって、その頃は夜間の授乳しかしていなかったので、日中はどうしたらいいんだろうということで調べて、初めて嘔吐への正しい対処法を理解しました。

授乳期の子供なら母乳で対応できます。ですが、胃腸炎になると胃腸が受け入れられるキャパが非常に小さくなります。ですから嘔吐直後は母乳や水分を与えずに、30分から1時間待ちます。

母乳はどのくらい飲んだか目に見えないので、搾乳してあげたほうがいいかもしれませんが、哺乳瓶だと嫌がる、ということもありますよね。経口補水液でも受けつけないこともあるかもしれません。

そんな時はそのまま母乳を与えても大丈夫ですが、嘔吐直後には与えない、与え始めても、少しずつ。いっぺんに飲ませずに、少し飲んだら数分時間を置いて、ゆっくりちょっとずつ飲ませる。という方法を取ります。

この辺は知識がなかったので、飲みたいだけ与えてしまった私としては母乳に関しての正確なアドバイスはできません。(うちは、その夜吐ききっても、翌日母乳を飲むとまた少し吐くという繰り返しだったので。)

ただ今回は、翌日に経口補水液を100cc、40分程度かけてゆっくりスプーンで一杯ずつ、数分置きに飲ませるという方法に改善してみたら、見事に嘔吐せずに過ごせました。まだ下痢はありましたが、嘔吐はピッタリ止みました。

ですから母乳でもたぶん同じ方法で良いのではないかと思います。

ただし、赤ちゃんにしてみれば、飲みたいのに飲めないという強烈なストレスがあると思うので、母乳はあげないで、水で薄めた経口補水液をスプーンで半杯を10分置きくらいに与える(ここは乳児の月齢によって多少の差があるかなと思いますが。)、という方法のほうが無難な気がします。

おっぱいを吸いたがる様子であれば、おしゃぶりで代用するなど、臨機応変に対応することが求められると思います。

うちの場合、下の子はおしゃぶり嫌いだったため、この方法ではダメだっただろうと思うので、おそらく母乳時期にかかったら、経口補水液でしのいで、あとは心を鬼にして母乳はあげなかっただろうと思います。

ウィルスを体外に排出するために下痢・嘔吐があるので、そこは避けられませんが、間違った与え方で嘔吐の回数を増やして脱水症状に陥らせてしまうのは避けたいところですね。

非常に難しいのは、判断ミスをすると命に関わるので、胃腸炎になった時点で、ある程度健康についての知識がなく自信がなければ、病院に頼って指示を仰いだほうがよいと思います。

二次感染を防ぐ

脱水症状に陥っている場合はやむをえませんが、診断票を必要としないかぎり、うちは病院には行きません。胃腸炎にかかっているということは相当免疫が落ちています。

そこへいろんな病気を抱えている病院に行くというのは、別の病気をもらいやすい環境に身を置くことになるからです。

昔は病院で点滴を打つ、という対処が主流でしたが、現在はほとんどが経口補水液でカバーできます。むしろ心配なのは家族内感染です。

たいてい、子供の誰かが感染すると、家族中に蔓延して、一家全滅・・・というのはよく聞く話ですし、我が家もその時はやってきました。

子供たちは薬に頼らない生活をしているので、自己免疫力が高くあっという間に治ってしまいますが、申し訳ないのが、同居している家族たちが次々と感染して寝込んでしまうことです。

子供への対処でいっぱいになると、家じゅうすべての徹底的な消毒もだんだんおろそかになってきます。今年の冬はなんとかしなくては、と思っていたところに飛び込んできた情報が「次亜塩素酸水」

わざわざ漂白剤を使わなくても、このスプレーなら安心安全。いろんな会社が出しています。

お手軽に、家庭にある漂白剤を水で薄めてスプレーする、という方法もあるようですが、安全性はどうかというとわかりません。

うちは飲食店や施設でも多く使用されている、食品にかけても口に入っても安全な、塩素臭のない次亜塩素酸水のスプレーを購入しました。

これはアルコール消毒の効かないノロウィルスやインフルエンザに有効なスプレーです。
ただし、一度開封すると3か月程度で効力が下がっていくらしいので、いまは開封せずにピーク時の11月くらいから3か月で1本(500ml)、次の3ヶ月で1本というふうに使う予定です。

幼稚園からいろんな菌をお持ち帰りになるであろう子にまずはこれで手を消毒してもらいます。なにしろ体に付着しても無害なところが素晴らしいです!

嘔吐で布団類が汚れても、ハイターなどを使わずに、このスプレーで対処できます。
洗濯機にもこれをスプレー。なにしろ無臭タイプなのでありがたいです。(ってまだ未開封なので、使用者たちの感想を読むかぎりなのですが。)この次亜塩素酸水で多くの人が、二次感染を防げたという報告をしています。

※次亜塩素酸水でも、メーカーによって臭いは差があるようです。塩素臭の強いもの、微かにするもの、無臭のものと様々です。濃度も違うので、購入する場合はよくチェックしてくださいね。

まとめ&体験談

実はうちの子供たちはほとんど病院にかかったことがありません。生まれてこの方、薬を一度も摂取したこともないです。(たとえ出されても飲ませませんでした。)予防注射もしていません。

その代わり、医療用レベルのエッセンシャルオイルで、自然療法を使ってきました。この方法で5年が過ぎていますが、いまのところ子供たちは元気いっぱいで、特に病気をすることもなく、大きな問題も起きていません。むしろエネルギーの放出量の大きさに、親のほうが疲れてしまいますが(笑)

私がこの5年間、子供たちを観察して、またどんな時にかかったかを振り返ると、状況的にやむを得ずファミレスで食事した翌日、ファストフードで食事した翌日、人から出されて、まあこのくらいなら大丈夫かな、と子供にあまり好ましくないお菓子を食べさせてしまった翌日だったりしたので、大いに反省しました。

今年、お友達の子供から感染した娘はその日、興奮しすぎて昼寝もせずに夕方ウトウトしただけ。急にランチも一緒にすることになったものの、近くでレストランを見つけられず、コンビニでお蕎麦を買って食べたり、と免疫落ちすぎでした・・・。反省・・・。

人の体は食物で構成されています。食事の影響がこれほど人に及ぶものだとは知りませんでした。だとすれば母乳を通していったい何を子供に与えているのか、子供にどんな食べ物を与えるべきか、その添加物や食材はどう影響しているのか、もっと意識する必要性があると感じています。

今年の冬はもっと意識して、市販のお菓子は出来る限り避けて、手作りのものを増やし、出来るだけ外食は避けて、家で食事をしたいと思います。

脱水症状については、母乳は与えてOKということしか理解していなかったので、泣き止ませるのと寝かしつけるのと、脱水症状に陥らないように、ということで、すぐに母乳を与えてしまっていました。なので、またしばらくすると嘔吐するの繰り返し。

幸い脱水症状は出ませんでしたが、私のように、かえって症状を進めてしまうような対処はしないように気を付けましょうね・・・!

二次感染に関しては、息子が2歳の頃に、足に湿疹が出たので、熱はないけど、少し調子が悪そうだったし、初めての子育てで「これは水疱瘡だろうか・・・?」と判断できず、とりあえず小児科で見てもらおうと初めて診察に行きました。

その待合室には何人もの子供たちがいましたが、その中にものすごい咳き込んでいる女の子がおり、あきらかに熱がある様子。診察に至るまでかなり長い時間待たされましたが、その子と一緒の空間にいました。

結局、ただの湿疹だったのですが、その時におそらくその子から移ったらしく、次の日には高熱を出して咳をしていました。いわゆる夏風邪です。病院に行かなければかかっていなかった病気でした。痛恨の判断ミスです。

また最初の子の2回目のロタの時には、睡眠不足と疲労、食事がまともに取れずに自分も感染してしまい、大変なことになりました。

今年の娘の胃腸炎は私以外、全員に飛び火しましたし、毎年何かしら家庭内感染が起きているので、対策を考えなければ、と思っていました。また、次亜塩素酸水の効果のほどがわかったら、また更新したいと思います!

※我が家では薬に頼らず、出来る限り自然育児を目指しています。
ひとつの育児方法として参考にしていただければ幸いです。
当サイトでは責任を問いかねますので、ご了承願います。

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