20Oct
そろそろ来年度のスケジュール帳の物色が始まる時期ですよね!昨年あたりからの人気で、入手が困難と言われてるセリアの368ノートをスケジュール帳に使う人も多いようです。
※正確にはサンノート株式会社が出している「B6フリーノート 368ページ」というのが正式名称なのですが、本文では通称「368ノート」を使用させていただきますね。
このノート、ほぼ日手帳的に使えるということで話題になっているので、日記帳にされる方も多いようです。多目的ノートにもなるし、とにかく自由度が高い代物です。書き心地も申し分ありません。
たっぷりの容量でたったの108円!表紙のシンプルさもGOODです。デザインから中身まで自分でカスタマイズしやすい、というところも高得点です!
そんなわけでさっそく入手して、使用し始めました。使用感はとてもいいのですが、デメリットが2つ。
強度の弱い背表紙の問題と、ノートの開き具合です。これを最初に解消しておかないと、途中当たりから苛立ちを感じ始めてしまいます~。
分厚くていいのですが、開きづらいのと背表紙が弱っちいところが玉にキズ。この壁をクリアして気持ちよく使いたいものですね。
ノートのデコやカスタマイズについては、まとめサイトを参考にしていただくとして、なかなか情報の少ないこの2点について書いてみたいと思います。
- どのページもしっかり開くようにするには?
- B6の透明カバーは入手しづらい?クリアファイルで作っちゃおう!
どのページもしっかり開くようにするには?
買ってきてまずは最初のページに書き始めた時は、ペンの滑りもよく、「お!いい感じだな~!」って思いました。
しかしこの分厚さです。真ん中を開けばパタンと勝手に閉まってしまいます。上からぎゅぅぅ~って押せば十分!という方もいらっしゃったのですが、私が非力なのか、やってみても変化なし。
これでは2ページ目の時点で書きづらい。調べてみると、アイロンで糊の部分を溶かすとか、ナイフで削り取るなどの手法がありました。でも育児で忙しい中、何冊もこの作業をするのはちょっと厳しい。
問題は、ノートについている糊なわけです。この強力な糊の部分を薄くすることによって180度どこでも開閉できるようにしてしまう、ということなんですよね。
でも全部とっちゃったらノート自体がバラバラになるので、少しは残しておかなくてはならないという意外と面倒な作業です。
①「180度開閉までいかなくてもいいから、ノートの抵抗をなくして書きやすいレベルまで持っていきたい」
②「作業時間は短めに」
という目的を達成するために取った方法をシェアしたいと思います!
準備するもの
カッターナイフ
カッターマット
マスキングテープ(3センチ幅)
<作業手順>
①まずはカッターナイフで背表紙を削り取ります。分厚いナイフのほうががっつり削れると思いますが、家庭にある道具で済ませたいところですよね。ただカッターナイフだと鰹節を削ってるような気分になります。(笑) ひたすら削っていきます。
②そしたら糊の部分をカッターで細かく切れ込みを入れていきます。糊を削り取らなくても、切込みを入れることで糊の強度は減ります。
こんな感じでストライプ状に切り込みを入れました。糊の部分にぐっさり刺さるように切り込んでくださいね。切り込みの量が多ければ多いほど抵抗は少なくなると思います。
なるべく深く細かく切り込みますが、完全に切ってしまうとノートが割れやすくなってしまうので、ご注意を。写真撮影後、もう少し背表紙を削りました。
糊を削らない分、背表紙をできるだけ取り除いて厚みを減らします。特に際の部分はできるだけ落とします。
これが真ん中のページを開いた状態。180度開かなくても、手放しでこの状態になれば私的にはOK!
後半のページが開きづらいので、後半1/3は数か所、表紙の表裏をピッタリくっつけて360度開いて柔軟性をもたせると、開きやすくなります。
関係ありませんが、御覧のとおり、368ノートはタスクが1ページに10個も書き込めるところがいいのですよね~。
③マスキングテープで背表紙をきれいにカバーします。端がざらつくので、3センチ幅のマステを使って覆いました。
背表紙は凸凹した状態になっているので、透けて見えるタイプよりは色の濃いものを合わせたほうがよいと思います。
時間があって、180度開くようにされたい方は、アイロンやナイフで丁寧に作業されたほうがいいと思いますが、あまり時間もなく、高いクオリティを追求するわけでもないのであれば、この方法は楽で簡単だと思いますよ~。所要時間は5分程度でした。
同じ茶系のマステだと、無印っぽい雰囲気になりそう。自分好みのマステをコーディネートするのも楽しみの一つになりますね。
ところで、この記事で初めてこのセリアの368ノートを知って欲しくなっちゃった!という方のために。このノート、絶対にセリアだけしか売ってないっていうわけでもないようですね。
シルクで見つけたという方もいらっしゃいますし、近隣にセリアがないエリアの方でももしかしたらゲットできる可能性はあるかも。
B6の透明カバーは入手しづらい?家にあるもので作っちゃおう!
次に困ってしまったのが、表紙。たしかに強度がないので使い込んでいけばいくほど劣化していきそう・・・という不安を感じさせる薄さです。
過去のスケジュール帳がちょうど同じB6サイズだったので、試してみましたが、なんせ368ページ。コミック並みの厚さなので、サイズはぴったりでしたが閉まらない・・・・。
でも別に常に持ち歩くわけでもないし、家で使うだけだから、カバーはいらないか、と思ってそのまま使用していたら、さっそく悲劇が起きました。
コントみたいな展開ですが、最初の1ページ目をゴロンと寝転がって書いていたら、けつまずいた娘がダイブしてきてその手が表紙にぶつかって二か所もシワが・・・!(泣)
このままでは私が注意深く使っても、子供たちにやられてしまう可能性が高いので、やっぱりカバーを付けることにしました。
しかし、何か所か100均めぐりしましたが、B6サイズの透明ブックカバーはない!購入出来た方はラッキーかも・・・。ウェブ注文すればいろいろありますが、ノート本体よりカバーのほうが高いなんて、なんだか釈然としません。
透明じゃなければあったりします。ステキなペーパーで包んでしまう、という手もあります。でもこのシンプルで素朴な表紙が気に入ったし、マステもつけたのに、そんなカバーをするのは意味がない。
この安さだからこその魅力なのに、なぜカバーごときにさらにお金をかける必要がある?そのうえ、ない可能性が高いのにあちこち巡って探すのだって時間の無駄遣いじゃないの?という思いがわいてきて、手作りできないかとリサーチしてみました。
するとありました!クリアファイルを使ってカバーするっていう手段が!こんなライフハックもあるんですね~。感心。
経済的かつ、リサイクル的活用法。うれしい発見でした♪
だってクリアファイルなら買わなくても、だいたいどの家庭にもありますよね。防水にもなるし、なるほど~!って思いました。(ただし私の場合は補強が目的なので、見た目重視の方は市販のものを購入されたほうがいいかも。)そして実費ゼロ!
※クリアファイルはしっかりしたタイプのものより薄めのタイプが扱いやすいです。
<作業手順>
①カッターボードにファイルを載せてノートのサイズにあわせてカットします。
中途半端な位置になるので、きちんと線を引いてからカットしましょう。二枚の厚みがあるので、力を入れてしっかり切ります。
②切ったらファイルを開きます。中央の線から左に2センチのところへカッターで薄い切り込みをいれます。折り目をつけるためだけなので軽く引いてください。
③同じ要領で表紙にあわせて両サイドも折り目の部分に薄い切り込みを入れます。
④カバーを折り込んで、内側を1.5センチ幅の目立たない色のマステ、もしくはメンティングテープで固定します。
使いづらい場合、上下もマステで固定するという方法もあるんですが、シンプルにしておきたいので私はそのままにしてます。この辺はお好みで。ただし、このカバーをつけると重みでノートの後半1/3あたりから右ページ側が倒れてきます。なので、ブックバンドで固定すると使いやすいと思います。
これで出来上がりです!薄くて柔らかめのクリアファイルのほうがなじみが良いです。
入手困難だけど、透明カバーをつけたいなっていう方はこんな方法もありですよ!ぜひ試してみてくださいね。
カバーはもっと柔らかくてフィットするほうがいいっていう方は、マンガ本サイズのブックカバーをカットして自作されてる方もいるので、そういう方法もありだと思います!
まとめ
今年は日記帳をデジタルでトライしたんですが、いまいちつけにくいのですよ。こればっかりは個人差がありますよね。来年はやっぱり手書きで日記つけようかな~、なんかいいノートないかな~とリサーチしてたら出てきたのがこの368ノート。
流行の波に乗ってない私なので、基本的にいつもワンテンポ遅れてるんですが、すでに去年からすごい人気の模様。確かにとっても使いやすいし、たっぷり書きごたえがありますから、愛用者続出も納得の一品です。
まとめサイト以外では、Twitterで「#368ページフリーノート仲間」というタグで検索すると(2019年で更新がストップしているものの)、いろんなアイディアが集まっており参考になりますよ!
まだまだ人気継続中のノートですから、来年度のスケジュール帳や日記帳としてスタートさせたい方は、年末に慌てて探し回った挙句、なくて間に合わなかった・・・ということにならないように今から入手しておきましょうね!
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