子育ても生活もシンプルに。節約しても心はリッチに!

menu

シンプルリッチなエコライフとモンテッソーリ的子育て

ふんどしの作り方【女性用】妊婦のむくみ・冷えの解消にも!

数年前に、女性のふんどしがブームになってるっていうのは知っていましたが。面白いなって思った程度です。

まさか自分がこれを作って使う日が来るとは、当時の私には想像もつかないことでした。

呼び方もいろいろあります。

オシャレなふんどし=おしゃふん
ふんどしパンツ=ふんぱん
ふんどしパンティ=ふんてぃ

略語好きな日本人らしいネーミングばっかりですね(笑)

でも、「女性用ふんどし」っていうよりは、こういうネーミングのほうが抵抗感も羞恥心も拭い去ってくれます。

私は上記のうち、「ふんてぃ」がしっくりくるような。(とりあえず、以後「ふんてぃ」で統一させていただきます。)

日本で現在どのくらいの人口の女性がこれを愛用しているのかは存じ上げませんが、実際に作って試着してみた時の感動といったら!

この感触を一度味わったら、そりゃあ普通のパンツには戻れませんな、と思いましたよ!!

「ふんてぃ」が、なぜゆえこれほどまでに支持されるのか?作り方も交えつつ、女性用ふんどしの歴史やメリットを探ってみたいと思います!

  1. 女性がふんどしを使うメリットとは?
  2. ふんてぃの作り方♪もっこバージョン♪
  3. 妊婦さん、産後のママさんもお試しあれ!
  4. スポンサードリンク

女性がふんどしを使うメリットとは?

そもそも太古の昔から女性は生理があったわけで。

世界中の女性たちがそれぞれの風習に応じてナプキンに似たようなものを作ってきたのだろうと思います。

穢れとして月経小屋に閉じ込められていたって話は日本だけでなくあちこちで聞きますが、女性の体を休めたり、病気になりにくいようにという配慮もあったかもしれません。

化学繊維が登場してきたのは割と最近のことですから、それまでは天然素材のものを使ってきたわけで、ある意味体に負担はなかったでしょうが、不便ではあったでしょうね~。

古事記にも月経という言葉がすでに出てきます。
その頃からすでに女性は生理期間中に「ふんどし」をしていたようです。

綿毛を敷いたり、ぼろ布やびっくりなのはコンニャクの粉!も使う場合もあったようです。
すごいですね。コンニャクの粉・・・吸水性ポリマーの原型(天然素材)ってことになるんでしょうか?(笑)

人類が始まって以来、女性はずっとこの苦労とお付き合いしてきたわけですね~。

しかし昔の女性は経血コントロールも上手にできたそうですし、現代の私たちのほうが、PMSとか不正出血、無排卵など、多種多様な問題を抱えてる女性が多くて、より苦労してるかもしれませんね。

それはさておき、そのくらい古い時代から女性用のふんどしは存在したわけです。

人々の暮らしが西洋化するにつれて、私たちの暮らし、衣類も変わっていきました。

私自身、ふんどし=男性が締めるもの、昔の下着、くらいの概念しかありませんでした。

最近、どうしてこのふんどしが女性の人気なのか、というと、現代風にデザインがアレンジされて、着用しても違和感がない、いうことと、ゴムによる締め付けがないため、不快感がなくなって、下半身の血流がよくなり、冷えむくみが解消されたりする効果があるから、ということが挙げられています。

もっと詳しく知りたい方はこんな本を読んでみるのもおススメ。

ふんてぃの作り方♪もっこバージョン♪

私の最近のマイブームは「さらし」。近頃、反物でさらしを購入したので、使い道はたくさん!普通のさらしでもいいのですが、ふきんに使ったりしようと思っていたので無蛍光のものを選んでありました。

さらしを使って「ふんてぃ」を作ってみよう!!と思い立ちました。オシャレ重視の方であれば、市販品を購入するもよし。
ダブルガーゼで作ると肌触りもよく、暖かそう。冬バージョンはダブルガーゼにしようかな。

私が作った「ふんてぃ」は出来上がりの形がこれと同じです。

31cH2lU0BWL._UX342_

出典:https://www.amazon.co.jp/

ふつーにひもパンにしか見えないです。もっこふんどしともいうそうで・・・。
ガチなふんどしタイプもありますが、まだその域には達していません(笑)

布の長さは、購入したさらしの横幅が35.5センチだったので、普通の布なら36cmくらいでいいと思います。

縦幅は、70cmで上の写真くらいのスタイルになりました。お腹までしっかり隠したい、という人は80cm~でよいと思いますが、まずはメジャーで好みの長さを体に当てて確認してから裁断してくださいね。

紐は大きな布なら一枚で、自分のウェスト+70cmくらい。※ウェストといっても、上記のような短さの丈の場合は腰骨より少し下で紐を結ぶし、リボンを結んだときの長さの好みもあると思うので、メジャーでちょうどいいと思う長さを確認して裁断したほうがいいと思います。

私は反物だったので、35.5cm幅で4本裁断して、つなぎあわせて一本にしました。

横幅は7cmで二つ折りにしてアイロンがけします。中心線にあわせて両端を折り込み、もう一度アイロンがけして、さらに半分に折ります。
IMG_0210

IMG_0211

両端を1cmほど折り込んで、あとは直線縫いします。

次は本体です。長いほうの端を2cm折り込んだところ。ここからさらに2cm折って三つ折りにして内側を直線縫い。

IMG_0212

横幅の両端は、0.5cm折り込んで直線縫い。そこからさらに2.5cm折って、内側を直線縫いにします。
これでひもと本体の出来上がり。

IMG_0213
紐を通すとこんな感じに。
IMG_0214
まあ、出来上がりを履いているところを晒すのは勇気がないので、お許しください(笑)

でも履いたら、最初の写真のような形になって、ちょっと感動しましたよ!これがふんどしwみたいな。

ここからべんがら染めにしてもよいかも~と思いました。茜色は冷えを解消する働きがあるんだとか。

べんがら染めについての記事はこちら。

ベンガラの染め方は?子供でも超簡単!究極のエコ染料!

考えてみたら「布ナプキン×ふんぱん」は最強かも。・・・って私は現在実践中ですよ~。

布ナプキンの作り方:材料は身近にあるもので簡単作成!

これやってから、普通の生理用ショーツと紙ナプ使ってみたら、歴然とした差を感じるのは間違いなしです!

[quads id=2]

妊婦さん、産後のママさんもお試しあれ!

妊婦さんは特に中期から後期にかけて、足のむくむ人が多くなります。どうしても血流が悪くなるからです。また、血流が悪くなれば、冷えが生じます。妊婦に冷えは大敵!なぜかという理由については以下の記事をご参照ください。

妊婦の冷え対策!おすすめ冬のマストアイテム5つ!

圧迫するゴムがないほうが、当然血流はよくなります。そういう意味で冷えやむくみに効果があるといえます。

妊婦さんならひもの長さを調整すれば、妊婦用パンツをわざわざ購入する必要もなし!

お腹が大きくなっていけば、長い紐を用意すればいいし、布を長めにすれば、お腹までカバーできます。冬はともかく、夏は涼しくていいと思いますよ~。

※ただ、難点としては、トイレの時に紐を緩めたり、結びなおす必要があるってところですかね。めんどくさがりやさんには不向きかも・・・。

出産を終えた直後からママさんは悪露が出るので、すぐにお産パッドを使い始めます。そんなわけで、生理用ショーツが必要になります。

まあ、お産パッドはでっかいですからね。前がマジックテープになっていて、バリバリっとはがせるタイプのほうがパッドの取り替えも楽かもしれませんが、当時このふんてぃのことを知っていたら、私は間違いなくこれを使っていましたね、ええ。

実践してないのでリアル体験談は披露できませんが、どなたか試していただければ幸いです(笑)

まとめ

妊娠中は生理がないので、その間ずっと生理用ショーツは使用していないわけです。

私だけかもしれませんが、産後直後に久しぶりに着用してみたところ、とんでもなく気持ちが悪い!!

ナイロンを含んでいるため、蒸れてあまり好きではなかったものの、これほどまでに着心地悪く感じるとは、思ってもみませんでした。

それで義母に頼んで、綿素材の産後用のショーツを急いで買いにいって頂き、ご迷惑をおかけしました・・・。

それ以降、生理が戻っても、いままで使っていたショーツは使う気になれずお蔵入り。

妊娠中から敏感体質になっていった私は、そのうち普通の下着でも、鼠頸部のゴムの圧迫感に違和感を感じるようになりました。

生理用ショーツでなかろうが、綿素材であっても、下着のゴムの圧迫感には辟易するようになってきました。

どうにかこれを解消する手立てはないか?と思案している時に、ふんどしのことを思い出したのです。形はシンプルだから作ればいいじゃん!ってことになり。

結果、私の場合、これは作って正解でした!ほんとに着心地いいです!寝る時だけでも、部屋着の時だけでも試してみる価値あり!です。

ただし、外出の際、ボトムスの場合は問題ありませんが、スカート、ストッキングなし、とかいう時は要注意!(私はこのコンビネーションで出かける勇気ないですけどw)紐が取れないように、蝶々結びよりゆるめのかた結びにしておくほうがいいです。

購入すれば1000~2000円しますが、自作だからワンコインにも満たない金額で出来ましたよ。

次に挑戦してみたいと思っているのが「ゆるぶら」。
いつのことになるかわかりませんが、完成した暁にはまたUPしたいと思います!

スポンサードリンク

関連記事

コメント

  • トラックバックは利用できません。

  • コメント (2)

    • saki
    • 2016年 10月 23日

    初めまして!
    サラシの腹帯の巻き方を探していて、こちらのブログを拝見させて頂いた5ヶ月の初マタです。
    私も昨年あたりからふんどしに興味があり、妊娠を機に洋裁をしている母に頼んでふんどしLifeを開始しました。
    もっこと、越中(一反木綿のようなタイプ)と両方作ってもらいましたが、越中の方がトイレが楽なのと、お腹の部分が2重になり温かいです。ダブルガーゼで作ってもらったのですが、夏も汗を吸いそうです。でも、夏はサラシが良いかもしれませんね。
    是非、越中もお試し下さい!鼠蹊部を締め付けないのは本当に快適ですよね!

      • kayoneko7
      • 2016年 10月 25日

      saki様
      コメントをありがとうございます!
      確かにそうですよね。夏はもっこのほうが涼しくていいですけど、冬はこれ一枚だと寒いなあと思っていました。
      ただ、着物やマタニティ、だと越中でも問題なさげですが、ジーンズ等フィットする服の時にくしゃくしゃになるのでは?と思って作っていませんでしたが。

      冬はダブルガーゼのような生地のほうがおなかも冷えずにすみそうですね!

      一度試してみますね!

      saki様のコメントを生かして、記事を編集しなおしたいと思います。

      また産後のふんどし感想などもぜひお聞かせくださいね!

      安産であるようお祈り申し上げます。

2024年11月
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
252627282930