22Jun
今年のゴールデンウィークはキャンプに行き、川遊びをしました。
そこで対称地形の延長で、子供たちと地形を作るアクティビティをやってみました。
実際の砂と水でやってみたら、面白いのではないか、と思ったんです。でも急に閃いたので、手元にカードはなし。
代わりにスマホでカードの画像を見せながら一緒に作りました。
その時の様子を紹介したいと思います。
- 対称地形の教具について
- リアルな対称地形を作ろう!
対称地形の教具について
モンテッソーリ教育の文化教育は幅が広いです。地理も文化教育。その中で、土と水の作用によって出来る対称的な地形と名称を覚えていく「対称地形」というお仕事があります。(英語では、"Land and Water forms"と呼ばれています。)
教具としては、カードや立体トレーなどがあります。
カードは絵のものと、実際の写真を使ったものとあります。絵カードとして、名称を覚えたり、文章合わせをしたりすることも出来ます。
出典:https://researchparent.com/
トレーは、木製やプラスチック製など、いろんなバリエーションがあるようですが、どれが本家なのかは私にもわかりません。
出典:https://www.montessorimaterials.com
教具がなくても容器やトレー、粘土と色水さえあれば、立派にお仕事出来ます。こんな風にくり抜いたものを反対の容器に入れて、あとは注ぐだけ!
出典:http://www.montessoriforeveryone.com
このお仕事をうちは近々やる予定ですが、外遊びでも楽しく出来てしまうのが、この対称地形の面白さ。
リアルな対称地形を作ろう!
今回は川でやったので、すべての地形は出来なかったのですが、なにしろ大自然の中で本物の砂と水を使っての活動だったので、なかなかリアリティがあってよかったのではないかと思っています。
もちろん、トレーを持参してその中でやってみてもいいのですが、ダイナミックさが欲しければ、やはりここは川縁でやってみるのが面白いです。
一つ難点があるとすれば、水が濁ってしまうところでしょうか・・・。美しさが半減・・・。
①湖(上)と島(下)
②湾(上)と半島(下)半島はもう少し陸地を盛り上げたほうが見た目がよかったですね・・・。
③入り江と岬
川や海で作る場合、地峡と海峡は囲いがないと作れないのと、子供たちの興味も違うほうへ向かってしまったので、群湖と群島まで作るのは出来ませんでした。(2枚目の島は、見ようによっては、群島に見えなくもない。)
外遊びで楽しんでいる時にあまりお勉強チックになりすぎるのも嫌だったので、完璧に出来なくてもいいか、と諦めて、ここで終了しました。
川には石もたくさんあるし、流れの緩やかなところであれば、この活動は簡単に出来ますが、海の場合は波が打ち寄せるので、砂浜で作らないとすぐに壊れてしまうと思います。
実際、海に行ってやってみないとどうなるかわかりませんが、夏休みに絶対試してみようと思っています。
まとめ
一応、名称を日本語と英語と両方教えながら作りましたが、こういうものは1回やったくらいでは記憶に残らないので、今度は絵カードを提示して粘土と色水でやろうと思います。
カードとアクティビティをいったりきたりするほうが、定着がはやいのではないかと思います。
なので、また川遊びや海に行った時に同じように地形を繰り返し作らせたりしてしっかり定着してきたら、実物写真を見せて名称当てクイズをしたいと思っています。
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