5Aug
子供たちも夏休みモード全開、猛暑日が続いています。
子供は遊んでも遊んでも、好奇心が尽きることがありません。
うちは公園の水遊びが一番好きですが、家にいれば、ついダラダラとテレビをみてしまいがちです。家にいても出来るだけ五感をフルに使って、遊んで楽しく学べるようにしたいものですね。
100均素材だけでなく、リサイクル素材も組み合わせて、うちで実際に試してよかった!と思ったものを、失敗談や注意点も含めて紹介していきたいと思います!
1.砂の粘土
2.氷のアート
3.ヘリウムなしの風船
4. 手作りバブルブロワー
5.ペットボトルのスプリンクラー
6. ポップコーンボート
7. ポンポン鉄砲
自然の素材を使って想像力を高めよう!
1.砂の粘土
普通の粘土より、より自然を体感できるのが楽しいところです。
材料
砂 1カップ
小麦粉 2カップ(120円程度の安い小麦粉を使いました。)
ぬるま湯 1カップ
油 大さじ1
砂と小麦粉を混ぜ合わせ、ぬるま湯を少しずつ足して硬さを調整する。
油で質感を滑らかにする。たったこれだけで砂の感触も残った粘土の出来上がり!
ただし!注意点はお湯の配合。うちは砂浜の砂を使ったためサラサラだったせいか、分量通りに作ったらベタベタのまとまらないネタになってしまい、結局小麦粉をさらに2カップ足す羽目に。
また路上の土などを使用する場合、虫などの心配があれば、広げて一日天日干しするか、一晩水に漬けておくほうがいいと思います。
この粘土の良い点は、小麦粉なので市販の粘土より柔らかく、小さい子供でも扱いやすいところです。貝殻を埋め込んだり夏らしい演出をしてみましょう。
しかし砂ですから、乳幼児がいる場合は口に入れないよう、目を離さないでくださいね。
まだ試していませんが、配合を上手くすればキネティックサンドにちかいものも作れるかもしれません。(上記の配合だと粘度が高くて型抜きは無理でした。)
これは去年子供たちが拾った貝殻ですが、ヒトデや巻貝なんかあるとより夏らしい演出ができそうです。
恐竜のフィギュアなどをくっつけて化石っぽくするのもおもしろいですよ。
私はこの粘土をプラスティックケースに入れて、そのあと冷蔵庫に入れ忘れて、一日中出窓で陽に当たってしまい、気がついた時には発酵&膨張していてビックリ!
しかもすごい発酵臭がしていました。。。保存には十分注意しましょう!
2.氷のアート
インストラクションには、オーブンの天板に水を張って一晩冷やすって書いてたんですが、普通日本の家庭には、アメリカみたいにでっかい冷蔵庫はないですから~!(笑)
うちでは、薄いプラスチックケースに入れて凍らせました。横幅の広い冷凍庫をお持ちの方は天板で作ったほうが、大きなサイズの氷板が出来るのでより楽しいと思います。
凍った氷の上に好きなように色を塗っていきます。子供の思うままに自由に色をつけてもらいましょう。
うちでは水彩絵の具だと色が薄かったので、アクリル絵具を使いました。
コピー用紙を張り付けたらわりと早く剥がさないと、色が上手くつきませんでした。
普通の紙より、にじみ絵に使う用紙とか和紙のほうがしっかり色がつくのかもしれません。
乾かしたら、その上にまた自由に絵を描いて完成です。
インストラクションには、氷に載せた紙の上にそのまま描く、とありましたが、確かにヒンヤリして涼し気なんですが、その間に氷が溶けて水っぽくなり色がうまく乗りませんした。
それで私は乾かしてから描かせるようにしました。
子供たちは本当に夢中になって何度も遊びました。最後はそのケースを持って風呂場に行き、氷で遊んで体を洗って終了です。
手元がひんやりして、暑い日のお絵かきにピッタリですよ!
うちではこの乾いた紙にお絵描きしたり、好きな形に切ったりして遊びました。
3.ヘリウムなしの風船
家に酢と重曹を使って風船を膨らます実験です!幼稚園児くらいが一番いい反応示してくれます(笑)
我が家は掃除用に重曹とホワイトビネガーがあるので、それを使いました。
重曹とクエン酸の使い方!簡単にできる掃除方法とは?
なんと掃除だけでなく、子供の実験にも重宝できるので助かってます!
ペットボトルに1/3ほど酢を入れます。
風船に半分ほど重曹を入れてペットボトルの口にかぶせます。中の重曹をボトルにいれると炭酸が発生し、風船がどんどん膨らみます。
この工程を子供にさせてあげるととっても喜びます!ただし泡が風船の中に勢いよく吹き上げてビックリするかもしれませんが、落ち着くまで手を離さないよう待たせてください。
※風船は特に浮くわけではありませんし、膨らむのも1回こっきりなので、次に膨らましたい場合は新しい酢が必要です。
楽しい実験として一つ作ったら、あとは風船ピンポンなどの楽しいゲームに使っちゃいましょう!
(ただし数時間後には風船は半分くらいにしぼんでしまうので、すぐに遊ぶ必要があります。)
うちではこの風船ピンポンがナンバー1ヒットです。ウチワでもできますが、やはり絵を描いたり、ビニールテープでデザインしながらマイラケットを作るのが楽しいようです。
クラフトしつつ、出来上がったもので遊べる&楽しめる、というのが子供にはよい刺激となっています。
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リサイクル素材で遊び倒そう!
4.手作りバブルブロワー
ペットボトルでの遊びのバリエーションは多いです。夏は飲料水を飲む機会も増えますから、ペットボトルも入手しやすくなりますね。
ボトルを中央でカットして、そのまま吹くと大きなシャボン玉が出来ます。しかしこれは相当な肺活量が必要です。そして拭き切れません(笑)
強力なシャボン液だったら出来るのかも・・・。100均のでは無理でした。でも大きなシャボン玉が出てくるのが見えるだけでも、子供にはかなりおもしろいようです。
私が吹いたら風船くらい大きいのが出来ましたが、空中に飛ばすことはできませんでした。しかしこれはこれで楽しいですよ!
そこに古布を巻いて吹けばヘビのようにニョロニョロのバブルが出てきます!うちは子供が巻いた布をうっかり濡らしてバブルが出てきませんでした。水を含むと機能しなくなるので要注意です。
仕方なくそのへんにあった乾いたガーゼタオルで再挑戦。表面がピンと張りつめてないと、バブルが出てこないのでしっかり張る必要があります。
ですが、これはかなりのヒットでひたすら作り続けていました。かなり長い泡が出来るので楽しいです。泡を鏡につけて字を書いてみたり、3Dアートにしたりと楽しんでました。子供の発想は豊かですね。
しかし、気づくと娘は身体に塗りたくっていたので、慌てて洗い流しました。石鹸じゃないし、シャボン液は有害なので身体にはつけないように注意しましょうね!
次に500mlのペットボトルの飲み口をカットします。そこに短くカットしたストローをゴムで束ねてギュッと押し込めば、バブルブロワーの出来あがり!ストローは新品ではなく、クラフトで遊んでクタクタになったため、もうゴミ箱に行くしかないものたちを使いました。
うちではニョロニョロのブロアーが一番人気でした。
5. ペットボトルのスプリンクラー
2リットルサイズのペットボトルに線香で適当に穴を開けて、ホースに繋いでテープで固定し、木に吊るして水遊びしました。
水撒き用のシャワーヘッドでも十分ですが、クラフトすることに重きを置いてるので、少し手間はかかりますが、子供たちは楽しんでいました。
ビニールプールの上に吊れたら最高です。
※水の入ったペットボトルを揺らすと、ホースが抜けてしまうので要注意です。
6. ポップコーンボート
夏休みは家でまったりDVDや映画を観る機会も増えます。
うちでは風船ピンポンに使った皿と割り箸をリサイクルし、色画用紙を足して、ポップコーンボートを子供たちと作りました。
皿に切り込みを入れて円錐の型にしてテープで止めます。尖った部分を折り曲げて底を作り、割り箸を固定します。
緑の画用紙で葉を、黄色で実の部分を型取り、カーブに合わせやすいように周りに切り込みを入れて、ノリで貼り付けます。
ポップコーンを入れて出来上がりです。
何度もおかわりを催促されましたが、親も楽しみました。
7. ポンポン鉄砲
風船遊びで小さくなった風船は穴を開けて萎ませ、半分くらいに切ります。
次に糸電話などで使った紙コップを、飲み口から5センチくらい残して切り落とし、結び目側の風船を飲み口に被せ、テープで固定します。
小さなマシュマロや100均のポンポンを軽く押し込んで結び目を引っ張って勢いよく離すと、ポンポンが飛び出します。
うっかり写真を撮り忘れたので、人のを拝借してますが、こんなイメージです。
出典:http://www.cometogetherkids.com
この銃だと人に当たっても痛くないし、家の中で遊んでも安全です。
うちでは紙コップで作りましたが、風船のゴムで圧迫されやすかったのでプラスティック製のほうが楽に作れそうだと思いました。
男の子は夢中になって遊びますよ。複数でやるほうが、絶対に盛り上がります!
まとめ
今年は夏休みになったらこれらの遊びをやろう!と親側も前もって計画していました。
おかげで急に一日中家で過ごさないといけなくなった時でも、持ち駒がいっぱいあったので、テレビの見過ぎを防ぎ、子供たちと楽しい時間を作ることが出来ています。
もちろん子供にとっては、自然の中で目一杯遊ぶのが一番ですが、家遊びも大切な時間です。
特に小さい子は1人で読書もまだ無理ですし、外でなくても親はそばにいて、お付き合いしなければいけませんから、室内でも事故を起こしにくい遊びを考える必要がありますね。
そんな時クラフトやゲームは、子供の知的探究心を伸ばす楽しいあそびですし、彼らも取り組むことに集中してくれるので、どんどん積極的に生活に取り入れたいものです。
5歳の息子は夏休みの記録として心に残ったことを絵日記を描かせていますが、作ったクラフトの絵を描いたりしてると内心ほくそ笑んでしまいます(笑)
また休みの間は児童館や図書館に行く機会も増えることでしょう。絵本の読み方も工夫次第で楽しい活動に結びつきます。
以下の記事も参考にしてみてくださいね。
子供の絵本の読み聞かせ:モンテッソーリ教育的に読む方法とは?
まだまだ夏休みは続きます。子供の好奇心や興味を上手に引き出しながら、後半戦も有意義に過ごしたいですね!
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